愛知県一宮市での計画となった焼肉店虎家。店名にもなっているように、オーナーの虎に対しての深い想い、来店するお客様に対しての熱い想いを、「虎の生息する地」をコンセプトととすることで、空間に反映して行きました。
入り口に虎を配する事はその場所を守ると言う意味があるそうで、外部の竹林をイメージした壁面の中央部入り口のガラス扉に、彫り師デザインによる虎を鎮座させました。そしてアプローチを抜けた店内を、虎の生息地である岩場、深い森、竹林などにみたて、それらを様々な手法で表現しました。
どこに目を落としても、虎を意識できる様あらゆる場所に「虎」を感じる仕掛けを施した事で、
外部から、内部全てに、デザインの統一感を図る事が出来たのではないかと思います。