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店舗デザインの基本2021! 飲食店の内装を考える際に押さえるべきポイントは?

画像素材:PIXTA
新型コロナウイルス感染症の影響により、飲食業界は転換期を迎えています。さまざまな規制や新しい価値観が生まれたことから、「時代に合わせた店を作りたい」「今、求められるスタイルへリニューアルしたい」と考える飲食店オーナーも多いのではないでしょうか。今回は改めて店舗デザインの基本と、ニューノーマル時代に知っておきたいルールを併せて紹介します。

基本ルール「内装制限」は要チェック

店舗の内装デザインを考える際に、まず知っておきたいのが「内装制限」です。「内装制限」は建築基準法、消防法のそれぞれで定められているもの。建築基準法では火災の初期時の安全避難、消防法では火災予防や初期消火、本格消火を目的としています。いずれも人命にかかわる重要なことなので、必ず守るようにしましょう。

内装工事前に考えておきたい三つのポイント

開業準備は何かと忙しく、店舗デザインは施工会社や設計事務所に丸投げしようと思う人もいるかもしれませんが、その考えは要注意。内装デザインは、売上にも大きく関係する要素です。どんな店を経営していきたいかイメージを固めて、業者にしっかりと伝えていくことが大切になります。

■コンセプト

「飲食店」とひとことにいっても、ゆっくり落ち着いてディナーが楽しめるレストラン、気軽に毎日通える食堂、流行を取り入れたおしゃれなカフェなど、実にさまざま。どんな店を開きたいか、まずはコンセプトを整理してみましょう。

■素材・色

コンセプトが決まったら、内装に使用する素材や色を考えます。落ち着いた雰囲気なら黒や茶を基調に、開放感ある店なら白や木目調を取り入れるなど、コンセプトや予算に合わせて、壁紙や床、什器、家具、照明などの色や素材を決めていきます。

■レイアウト

スタッフが心地よく働けるような、無駄が少ない作業導線の確保も大切。フロア、厨房ともに作業効率を優先したレイアウトを考えましょう。

適切なタイミングでオーダーを取ったり、声がけしたりできるよう、スタッフからの死角がなく店内を見渡せるレイアウトを目指します。トイレの近くの客席、スタッフの作業導線に近い客席は、お客様に不快な思いをさせないよう、席の向きや配置に特に注意を。
画像素材:PIXTA

ニューノーマル時代に適したレイアウトとは?

新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、飲食店の内装デザインにも変化が現れています。時代に合わせた店づくりのため、次のことを検討してみましょう。

■人との距離をしっかり取れる客席

感染症予防のために守る必要があるのが、ソーシャルディスタンス。お客様同士はもちろん、お客様と店員も、一定の距離が保てるようにスペースを確保しましょう。テーブル席であれば、隣の席と十分に距離をとったレイアウトに。お客様同士が向かい合わないよう配置を工夫します。

スペース的に厳しい場合は、パーテーションやカーテン、アクリル板などで席を区切ることを検討してください。可能ならテラス席を用意するのもおすすめです。

■デリバリー・テイクアウト専用スペースの設置

デリバリーやテイクアウトは、店内飲食とは別に注文を受け、レジ付近で商品を渡す店が多いですが、イートインのお客様の会計やテイクアウト待ちのお客様で出入り口付近が混み合ってしまうことも。

そこでおすすめなのが、デリバリー・テイクアウト対応用のスペースを作ること。店内に入らずともやり取りできるよう外に向けた小窓をつくったり、テイクアウト待ちのお客様が座れるベンチを用意したり、レジ周りにゆとりを持たせたりしましょう。

■自動水洗の設置

接触を避けるために、洗面所に自動水洗を導入するケースも増えています。コロナ禍では不特定多数の人が使用する手洗い場で、レバーやハンドルに触れるのは抵抗があるという人もいます。自動水洗なら手を差し出すだけで水が出るので、清潔で衛生的。水の出しっぱなしを防げるといった節水効果も期待できます。

これからの店舗は、コロナ禍で生活様式が変わった新しい消費者がターゲットとなります。デザインの基本は押さえながらも、時代に合わせたスタイルを取り入れて、自分らしい店づくりをしていきましょう。

店舗デザイン.COMでは、500社を超えるデザイン・内装会社をご紹介しています。早期から相談することで、内装費用に関しても、プロ目線でのアドバイスを聞くことができます。「複数の内装会社から見積もりを取りたい」「どこに依頼すれば良いか分からない」という方は、店舗デザイン.COMのデザイン会社マッチングサービスを利用してみてはいかがでしょうか。