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飲食店のイメージを左右する天井と壁。選び方のポイントや注意点、事例をチェック!

Photo by iStock.com/urbancow
飲食店の内装を大きく左右するのがお店の天井と壁。入ってすぐに目に入るため、お客様に印象を与えやすいポイントです。いったいどんな壁や天井にすれば、店内をより良く見せられるのでしょうか。今回は壁や天井の選び方や注意点、壁や天井をうまく使っている飲食店の事例をご紹介します。

天井と壁の「色」で店内をより良く見せよう

天井と壁を決める際、最も大切なポイントの一つとなるのが「色」です。例えば店内を広く見せたいときは、白を使うのがおすすめ。白は膨張色なので実際より大きく見え、壁と床に使うことでお店自体を広く見せることができます。また、白のように明るい色を使うと店内の雰囲気もぐっと明るくなります。気軽にカジュアルに楽しんでほしいお店を作る場合には、なるべく明るい色を使うと良いでしょう。

一方で、店内を引き締まった印象にしたい場合は、黒やダークグレーなどを使ってみましょう。ダークトーンカラーは、お店全体を落ち着いた雰囲気にしてくれます。高級な印象を持たせたい場合にもおすすめです。

天井と壁を選ぶ際のコツとは

天井と壁を選ぶときは、いくつかのコツがあります。

■色は実際のイメージより暗めを検討する
色のサンプルは小さいサイズで見ることがほとんどです。そのため明るい色を選ぶと、実際に天井や壁に反映した際に明るすぎるように感じてしまうことがあります。イメージしているより少し暗い色も検討してみましょう。

■内装制限を守った素材を選ぶ
内装制限とは、火事が起きた時に被害をなるべく小さくするためのルールで、飲食店では1.2m以上の高さがある天井や壁が対象になります。内装制限の対象箇所は、「難燃材料」、「準不燃材料」、「不燃材料」の素材を使わなければなりません。

この三つは「燃焼しないものであること」「防火をする上で有害となる変形や溶解など起こらないものであること」「有害な煙やガスが発生しないものであること」という要件を満たしたもので、加熱開始から延焼するまでの時間で分かれます。5分後まで延焼しないものが「難燃材料」、10分後のものを「準不燃材料」、20分後のものを「不燃材料」と呼びます。

■汚れが取りやすい素材を選ぶ
汚れが取りやすいかどうかも重要なポイント。特に壁などは、もし汚れがついてしまったときに落としにくいと、しばらく汚い状態のままお客様を迎えることになってしまい、清潔感のない店だと思われてしまいます。
Photo by iStock.com/irisconcept

天井と壁で雰囲気を作り上げている飲食店の事例

壁や天井に工夫を凝らしている飲食店は多くあります。天井と壁で一風変わった雰囲気を作り上げている飲食店を見てみましょう。

■THE CAVE新宿東口店
洞窟をモチーフにしたTHE CAVE新宿東口店では、店名の通り店内が洞窟のようになっています。土っぽさを残した素材はわざと平面にしておらず、自然が作り出したような歪みがあります。天井は丸みを帯び、まるで本当に洞窟の中にいるような気分に。

■DENアクアルーム新宿
DENアクアルーム新宿の特徴は、壁をくりぬいて大きな水槽がはめこまれていること。一からお店を作り上げるのであれば、こうした大胆なアレンジも参考にしてみると良いのではないでしょうか。優雅でロマンティックな雰囲気になり、デートなどの利用が見込めるでしょう。

天井や壁を変えたくなったときのテクニック

天井や壁は目にぱっと入りやすいポイント。それゆえに、ずっと同じ状態であると飽きてしまうこともあるかもしれません。しかし、アレンジを加えることで変化を楽しむことも可能です。

■ペンキで別の色に塗り替える
多少DIYに慣れていれば、ローラーを使ってペンキを塗り直すのはさほど大変な作業ではないでしょう。壁全面を塗り直したり天井を全て塗ったりするのは大変ですが、壁一面を変えるだけでも、お店の雰囲気は十分に変わります。

■装飾をつける
写真やポスターを貼ったり、絵画を飾ったりしても、雰囲気は変わるでしょう。天井には布などを取り付けてみるのもおすすめです。少したるませて天井に被せることで、味わいが出てこなれた雰囲気になります。

天井と壁はお店の雰囲気を左右する重要なところ。なんとなくで決めず、色々なお店に視察に行ったり、ネットで店内写真を見たりして「どんな店にしたいか」「どんなお客様に来て欲しいか」を考えながら、慎重に選んでみましょう。

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