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トイレ・バックヤード・ストレージこそこだわる! 客席・厨房以外の内装づくりのコツ

Photo by iStock.com/tomap49
飲食店の内装を考える際、見られやすい客席や厨房にこだわる方が多いもの。しかしながら、バックヤードやストレージ、トイレなどの裏方の部分もこだわることで、より良い飲食店を作ることができます。今回はこれら3つを作る際のポイントをご紹介します。

トイレは清潔感をキープできる内装に

お客様が「もうここには来たくない」と思う理由の中で、最も多い意見の一つとして知られているのが「トイレが汚い」ということ。便器に汚れがついていたりすると、せっかくの楽しい気持ちが一気に下がってしまうからです。また、トイレが汚いと食欲をなくしてしまうことも。空腹状態で来店しても、トイレに入って汚れが目に入ると「今から美味しいものを食べよう!」という意欲は失われてしまいます。こうした衛生面は、特に女性やお子様連れのお客様が気にしてしまうポイントでもあります。

だからこそ、普段から清潔に見せられるような作りにするのがポイントです。十分な明るさを確保する、男女別に二つトイレを設ける、トイレタンク以外に手を洗う場所を作るなどといった基本的な点はもちろんですが、においも気になるところなので、脱臭剤を置いたり便器に脱臭機能をつけたりすることで清潔感を保てるようにしましょう。さらに、アメニティを豊富に用意したり、かばんを置けるスペースを作ったりと、来店するお客様に気遣いを見せられるとより良いでしょう。
Photo by iStock.com/JulNichols

バックヤードの工夫が、店の効率化に繋がる

スタッフが活用するバックヤードは内装を気にしないという飲食店も多いですが、こだわりを持った作りにすることで、毎日の営業を効率化することができます。例えばバックヤードが乱れていると、どこに何があるかがわかりにくく、作業効率が下がってしまいます。また、スタッフが汚いことに慣れてしまい、掃除が疎かになったり、ホールが片付いていなくても気にならなくなったりしてしまうことも。一人一人の身だしなみにも影響するので、バックヤードは整理整頓されている状態を保てるようにしましょう。

従業員しか使わないからといって狭くするのでなく、物を置いたり休憩したりするのに十分なスペースを作るのが望ましいです。スペース的に難しい場合は、定期的にものを処分したり、一時的にしか使わないものは置いておかないようにするなどの工夫をするように心がけましょう。ハロウィンやクリスマスの装飾など、季節もののアイテムはお店に置きっぱなしにせず、別途しまうところを設ける必要もあります。

また、現場で活躍するスタッフにどうしたらもっと業務がしやすくなるかヒアリングするのも効果的です。「ここに棚が欲しい」「これをこっちに移したい」などの意見の中で、すぐにできるものは迅速に改善してみましょう。内装が少し変わるだけで、作業効率がぐっと上がることもあります。

ストレージを整頓し、余計なコストを削減

ストレージが整理されていないと、思わぬトラブルに繋がることも。発注ミスに繋がったり、いらないものを発注して在庫を抱え食材をダメにしてしまったり、必要なものを発注できず売り切れメニューを出してしまったり…と、余計なコストがかかってしまいます。

ストレージの内装で大切なのは、常に何をどこに置くか決めておき、スタッフで共有できるようにすること。何があって何がないか、誰でも一目でわかれば作業効率も高まり、コストも削減できます。ストレージが狭い場合は、一回の仕入れの量を減らすかわりに回数を増やして食材を抱えすぎないようにしましょう。また、ホールに在庫を置く場合はお客様から見えないように工夫することが大切です。キッチンペーパーなどの食材以外の備品を置くことがありますが、お客様から見えると「だらしない」という印象を与えてしまうので注意しましょう。

ホールや厨房の内装に気は配っても、トイレやバックヤード、ストレージは気にしないというお店は少なくありません。しかし、目立たないところだからこそきちんと目を向けることでお店のイメージアップや業務効率化に繋がります。こうした裏方の内装もしっかり考えて、より良い接客に繋げていきましょう。

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