1. トップ
  2. 店舗デザインマガジン
  3. プロがおすすめする飲食店の内装デザイン。デザイナーに聞く、センスの良い店舗とは?
店舗デザインマガジン

プロがおすすめする飲食店の内装デザイン。デザイナーに聞く、センスの良い店舗とは?

画像素材:PIXTA
国内だけでも飲食店は数多くあり、その内装は多種多様。デザイン性はもちろんのこと、機能性も重視される難しい部分がありますが、なかでも内装のプロが思わずうなるようなセンスの良いデザインとはどんなものなのでしょうか。今回はデザイナーが店舗内装の疑問や悩みに答えてくれる「デザイナーの流儀」を参考に、魅力的な飲食店のデザイン事例とプロであるデザイナーの方々の見解を紹介します。

木材を上手に活用した飲食店『Bon-Bar(ボンバール) 江戸堀』

大阪・四ツ橋線肥後橋駅近くに佇むスタンディングバー。材木を使った内装は、すべてインテリアデザイナー野井成正氏が手掛けたものです。note design officeのデザイナー・馬場寛明さんは「今でこそ珍しくない構造材を用いて構成されたインテリアは当時衝撃的でした」と語っています。トタンの間仕切りの大胆さも印象的です。

引用:木を用いた店舗デザインで良いなと思う店舗や施設などはありますか?選んだ理由と併せて教えてください。

和のデザインでおすすめの飲食店『晦庵河道屋』

京都にある『晦庵河道屋』は、江戸時代から続く生そばの老舗です。店内は伝統的な数奇屋造り。ATELIER TOMO(アトリエ トモ)の寺田ともこさんは「江戸時代の数奇屋造りの風情のある建物と、工夫された内装がそのまま保存維持されていて、まるでタイムスリップしたようなひとときを過ごせます」とコメントされています。庭、中庭、茶室風の離れ、舟型の網代天井など趣のある佇まいが魅力的です。

引用:ファサードが良いなと思う和のデザインの飲食店はありますか。具体的な店舗名と選んだ理由を併せて教えてください。

独特な雰囲気が魅力的なカフェ『ZARAME』

愛知県岡崎市に本店を持つカフェ『ZARAME』を一押しするのは、株式会社武市ウインド名古屋の村田将志さん。「ZARAMEさんはどの店も独自の雰囲気を出していてかっこいいです。街の雰囲気にもマッチングしているのが粋」とのこと。本店は解放感のあるアメリカンスタイル。人気のオリジナルドーナツを始め、ハンバーガーやサンドイッチ、パンケーキなどが評判です。6月には京都に新店舗『ZARAME BASE』をオープンされています。

引用:内装・インテリアが良いなと思うカフェ・喫茶店はありますか。具体的な店舗名と選んだ理由を併せて教えてください。
画像素材:PIXTA

こんなデザインにしてみたい! デザイナーが考える理想の店舗

既存にない店舗でも、「こんな店舗をデザインしてみたい」という理想を持つデザイナーは多いもの。たとえば、株式会社グリッドフレームの久保亜津子さんは「時間とともに美しく味わい深く、変化していく空間を提供する店舗」を施工してみたいそう。

飲食店の場合はメンテナンスや耐久性が重視されがちですが、「岡山の工房に平瓦を焼いていただいてラーメン店の天板にした際、毎日布巾で天板を拭いていたら、生成り色だった瓦が良い飴色に変化していった」ことがあったそうで、それ以来「だんだん汚れて魅力がなくなる素材よりも、日々の時間と共に少しずつ素材感が増すような素材選び」を大切にしているといいます。時間の経過とともに味わい深くなる内装デザインというのもまた、魅力的といえるのではないでしょうか。

引用:今、デザイン設計や内装施工で関わってみたいと思う店舗はどんな店舗ですか?

今回は「プロが良いと思う飲食店の内装デザイン」をテーマに、飲食店の事例とデザイナーたちの見解をご紹介しました。このほかにも、「デザイナーの流儀」ではデザインに関わるデザイナー・施工管理者(現場監督)・営業マンにいたるまで、あらゆるプロフェッショナルたちの考えを紹介しています。内装をイメージ、製作する際には、ぜひご一読を。

店舗デザイン.COMでは、様々なタイプの会社を作品事例とともに紹介しています。色々な検索方法で自分にあったデザイン会社をデザイン設計会社設計施工会社のタイプ別に探すこともできます。また、どのように探してよいか迷われている方には、マッチングサービスがおすすめです。