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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

サービス店舗・施設向けFAQ

last update:2024-01-15 17:35:01.0

この度、独立し美容室を開業する予定です。
店舗デザインの観点から独立・開業で失敗しないために留意すべきポイントはありますか?

今回は、美容室の独立開業で、物件探しや金額面、工期に関してなど、知識不足による失敗を防ぐために、独立開業までに知っておいた方が良いポイントを店舗デザイナーの方々にお聞きしました。

  • 匿名さん 2020-03-24 18:51:51.0投稿

    流儀

    先ずは開業にあたり保健所の営業許可が必要な業界です。
    面積によりセット面やシャンプー椅子の数が制限されます。
    その他留意しなくてはならない点がいくつかあるので、物件を広さを考えてまずは保健所へ相談に行かれてください。
    そして、合わせて、電気、ガス、水道設備が対応出来るかも出来れば専門家と同行し現地を確認する事をお勧めします。
    さて、本題のデザインですが、一番肝心なのはご自身やスタッフさんが心地よく働きやすい雰囲気を目指してください。
    デザイナーは特に私は美容室にいらっしゃるお客様の心地さより、そこで働く方達が楽しく働きやすい空間を提案する事に徹してます。
    そのことが、ご利用されるお客様へのサービスに繋がると思うからです。
    ぜひ、ご自身が楽しく働ける空間を作ってください。

  • 匿名さん 2020-04-13 11:53:47.0投稿

    流儀

    美容院をデザインする上でポイントとなるのは、「居心地の良い空間」と「光」だと思います。
    居心地の良い空間ですが、数多くの店舗の中から、お客様が入りたくなるような外観や、施主様とお客様の双方が居心地の良さを感じる内装が必要だと思います。
    また、美を提供する空間であることから、髪色や肌色等を正確に照らし出す照明も重要になってくると思います。昼夜や四季に適応できる照明設計も合わせて、デザイナーと相談していく必要があると思います。

  • 匿名さん 2020-05-15 18:05:43.0投稿

    流儀

    美容院に限りませんが、開業するにあたり大事になってくるのは物件の選定です。ターゲットを明確にし、デザインの方向性が決まっていたのに、そのデザインを実現するには物件の既存状況が合わずコスト増になってしまうというケースも多いです。
    設計者は物件の既存状況を見て、デザインとコスト感の両軸から実現可能かどうかの判断をします。可能であれば予算やデザインの方向性を共有してから設計者に同伴してもらい、意見を汲み取りながら物件の選定を進めた方が理想に近い形でお店が出来るかと思います。

  • 岩本 勝也 (デザイナー) 2020-05-18 15:28:57.0投稿

    流儀

    思い通りのスタートが切れるように先ずは開業するヘアーサロンの
    ブランディング(経営計画)を考えることです。
    どのようなお店にしたいのか?
    そのお店に訪れる人は?
    どのようなサービスをしたいのか?
    他に数多くあるヘアーサロンとの違いは?
    お客様がそのお店を選ぶ理由は?
    経営計画(ブランディング)とは?
    そうです。経営計画とはPLの数合わせではないのです。
    アフターコロナ以降. . . これからのお客様との接し方を含めデザインを
    決めて行く必要があります。
    店舗デザイン(意匠やインフラ)を決める前に出店するブランドイメージを
    確立することが成功するための近道です。

  • 志村 聡 2020-05-26 10:15:06.0投稿

    流儀

    開業時に大切になることとして重要なのは、コストコントロールと考えております。使用する素材・形状で変動はありますが、それより初期の物件選定が重要となります。例えば店舗床が玉砂利か、コンクリートでフラットになっているか。や、電気容量は事務所レベル(15A)ではないか?ドライヤーは容量を使用しますのでそれに耐えれる容量が引き込み可能か?など、排水配管の径は?排水の位置は?・・
    同じデザインでも上記の設備・状態で100万など軽く変動(増減)してきます。
    当然、立地は限られているため一概には言えませんが、その様な設備・レイアウトのコントロールができる物件や知識の有る業者を選定することは重要なると考えております。

  • 匿名さん 2020-06-03 10:35:05.0投稿

    流儀

    まずはご開業おめでとうございます。
    失敗しないためのポイントと致しましては、創業計画をしっかりと立て、事業収支の目測をつけることだと思います。
    どのような大企業でも、最初は一店舗目を成功させてステップアップしていくものです。

    その計画に基づき、創業資金の調達や物件取得の計画をしながらご出店者様の計画がスムーズに遂行されるかどうかを反映していきます。立地や空間は替えがききません。ましてや設備工事を軽視してしまうとせっかくの開業後に想定外の害を受けてしまうかもしれません。

    なんでも気兼ねなく相談できる設計や施工業者を見つけてください。

  • 荒井 マモル (インテリアプランナー・開業アドバイザー) 2020-08-31 18:19:29.0投稿

    流儀

    まずはこんな風な内装にしたい!と言ったイメージを考えて頂ければと思います。その上でこう言った雰囲気にしていきたいと言う事を設計者に全てお話しして頂きたいと思います。(設計者に伝えそびれていて、出来上がったあとで、こんなはずじゃなかった!と言うのはお互いにとってよくありませんので・・・) 開業後、長年そこを拠点に過ごしていくと思いますので、お時間の許す時にでも そこで働いて自分にとって居心地の良い空間を予め自問自答していただくと良いかもしれません。ぜひその答えを設計者にお伝えください。(明確に越した事はありませんが、それがまだぼんやりであっても全く構いませんのでご安心を)

  • 匿名さん 2020-11-30 10:20:58.0投稿

    流儀

    こんにちわ。
    美容室を構える場所をどこにするかも含め、お客様のターゲット層をしっかりと把握することではないでしょうか。
    20代を中心にしたお店と30代後半~40代を中心としたお店では店内の雰囲気も変わってくるはずですので、ターゲット層に対してどういったお店つくりが良いかを流行っているお店や世間の動向を中心に把握しておくと良いかと思います。

    また、どの業種であっても人と人の繋がりによって仕事は成り立っていますので、継続して続くような関係をつくれる雰囲気つくりが大切かなと思います。

    ご参考になれば。

  • 匿名さん 2020-12-08 09:42:03.0投稿

    流儀

    今回開業を前に申し上げる事ではないでしょうが、開業された後次回は何年後に改装されるご予定かを伺います。
    改装期間が比較的短いのであれば、次回もそのまま残すものを先に決め、そこに予算を注ぎ込み、次回変更する箇所は現在の流行を重視した雰囲気を作り出すにとどめます。
    逆に改装期間が長い様であれば、毛染め等の耐汚染性等を重視の上、飽きの来ないシンプルな店舗内装に留め、脱着可能な品のみでアクセントとして特徴をご提案いたします。

  • 田中稔郎 2020-12-10 09:40:14.0投稿

    流儀

    美容室のオーナーには、さまざまなお考えの方がいらっしゃって、技術、サービス、システム、雰囲気などの要素の中で、何を特長とされるかによって、そのお店づくりも全く変わってくる、とても興味深い業界です。

    固定客を獲得されているお店は、昨今のコロナの影響を全く感じさせない力強さがあります。

    まずは、お考えをじっくり聞かせていただくところからしか、失敗しない店舗デザインなどありえません。

    私の感覚では、資本主義社会の中でこれだけ多様化している美容室も、結局のところ、ひとりのお客さんに向き合う「まごころ」という古来から変わらない日本的な良さが体現されているお店が元気にやっていらっしゃる、という印象です。

    だから、私たちが必ず大事にしているのはオーナーに合わせた「詩的な空間」をつくることです。



  • 匿名さん 2020-12-14 09:47:17.0投稿

    流儀

    年代によって好きな素材感や色味、恰好が異なってきますので、オーナー様から聞き取りをして顧客となるターゲット層を明確にして対応するようにしています。 美容室はオシャレを楽しむ空間ですので出来るだけストレスのない場所作るが大切ではないでしょうか。

  • 吉田 昌弘 (デザイン) 2021-10-04 09:38:47.0投稿

    流儀

    美容室は他の業種と比べて、固定されたデザインイメージが少ない業種ですので、ご自身がどのようなデザインのお店だと最も力を発揮できるかという観点でご相談されると気持ち良い空間になるかと思います。

  • 庄村光央 (設計) 2024-01-15 17:35:01.0投稿

    流儀

    美容室開業にあたり、最も大切なことはお店のコンセプトを明確にすることです。
    ターゲット層やイメージしている店内外の雰囲気等、デザインに統一感を持たせることで居心地のよい空間となります。店内の明るさや使用する材質は美容師法や自治体の条例に規定されている場合がありますので、規則を遵守しつつコンセプトに沿った店舗設計を進めていきましょう。
    また、内外装のイメージがはっきりしていると施工中の変更や手直しの手間が減りますので、工期や工事金額を最小限に抑えることができます。
    建築素材や仕上げ材の耐久性、メンテナンスの容易さも留意すべきポイントの一つです。店内レイアウトの際には、日々の清掃のしやすさも考慮することが大切です。

    出店場所に関して、交通量や人口が多く集客効率がよいとされる地域は、必然的に周囲に競合店が多い立地となります。一概に都市部に出店すれば成功が保証されるというわけでもありませんので、物件選びの際には周辺環境を良く調べてから決めていくのがよいでしょう。

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