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デザイナーの流儀 〜店舗デザインのプロに聞きました〜

問い

内装・施工に関するFAQ

last update:2021-05-26 13:30:02.0

店内壁面にグラフィックを描きたいです。一般的な施工方法と、施工方法の違いによるメリット・デメリットを教えてください。

  • 匿名さん 2014-11-28 14:55:12.0投稿

    流儀

    直接壁面に描く方法と、壁紙などに印刷して貼る方法の2つがあるかと思います。直接描く場合も、壁面を黒板塗料で塗れば何度でも描き直しはできます。デメリットはあまり感じません。むしろ個性が出て良いと思います。
    私達もよくそういうことはやります。
    http://www7a.biglobe.ne.jp/~odysseyofiska/page/works/others_Folder/sajima_Folder/sajima16.html
    http://www7a.biglobe.ne.jp/~odysseyofiska/page/works/others_Folder/shoto_Folder/shoto13.html
    http://www7a.biglobe.ne.jp/~odysseyofiska/page/works/others_Folder/bistro_Folder/bistro06.html

  • 匿名さん (チーフデザイナー) 2014-12-01 09:45:02.0投稿

    流儀

    一般的な施工方法としては直書きとクロスに印刷してグラッフィックを入れる方法があります。
    〈弊社の場合〉
    [直書き]
    ●予めグラッフィックを決めて、カッティングシートで型をつくり、書き入れます。
    グラッフィックデザイナーがいる弊社ならではの方法です。
    あらゆる下地に書き入れる事が可能です。
    黒板壁にベースグラフィックを入れて、周りを手描きでアレンジしていくのもおもしろいです。

    ●ピンストライプ
    PCでは制作できない、有機的な曲線が魅力的です。
    予めデザインを考える部分と現場でアレンジする部分と、唯一無二の作品が生まれます。

    〈メリット〉人の手で描くことで何とも言えないあじが生まれます。
    〈デメリット〉アルミや鉄などに書き入れると剥がれ易いです。

    [クロス]
    ●オジナルパターン及びグラッフィック入りクロス
    お客様だけのオリジナルグラフィックが印刷されたクロスを制作する事が可能です。

    弊社はグラッフィックが入っている店舗事例が多いのが特徴です。
    ぜひ参考にしてみて下さい。

  • 匿名さん (営業) 2014-12-09 09:59:24.0投稿

    流儀

    デザインデータを作成して、そのデータを拡大したものを弊社の看板屋さんが書きます。グラフィックデータをそのまま印刷して出力することもできます。

  • 永田 武 (デザイナー) 2014-12-10 12:23:46.0投稿

    流儀

    一般的に、クロスでグラフィックデータを印刷する方法と塗装した壁に描く方法の2種類が考えられます。

    <塗装壁に描く>

    メリットは印刷ではない味があります。お店の時間経過とともにさらに雰囲気を
    もたらすことができます。また、お店のアイデンティティーとしても一役かうでしょう。

    デメリットは補修などがほとんどできないと思っていただいたほうがいいと思います。
    壁に描く方にはアーティストや画家の方に画いてもらう場合には補修がきかないと
    思ったほうがいいでしょう。工期も絵を描いてもらう時間を考慮しなくてはいけません。
    できれば下地ボードは2層貼りにしたほうがわれにくいのでいいでしょう。
    ただ、全然われないわけではありません。

    <クロスでグラフィックデータを印刷する場合>

    メリットは印刷されたクロスの施工ですので通常のクロスと同じような作業工程であるため
    工期も短時間で考えられます。

    デメリットはいわゆる別注あつかいなので補修がききません。もし修理しないといけないような場合はクロスを貼り替えるしか方法がありません。
    再度、印刷のクロスを発注するようになります。
    手書きのような味がでにくい。

    <総括>
    いずれにしても塗装もクロスはハゲや傷に対してのフォローがむずかしいです。
    そういったことをお店の歴史として考えられるようであれば導入されてもいいのだと思います。

  • 吉田 昌弘 (デザイン) 2015-01-16 14:52:51.0投稿

    流儀

    エイジング(職人の手書き)とシート貼り(デザインデータをパソコンで作成)があります。
    エイジングの方が味がありますが、一発勝負のため職人のセンスによる部分が多いです。
    シート貼りはやり直しもききますし、データで確認が出来ますが、やはり、味という部分では手書きの方が一日の長があります。

  • 匿名さん 2015-04-21 15:23:58.0投稿

    流儀

    一般的には直接壁に描く方法とグラフィックをシートなどに出力する方法があるかと思います。
    メリットとしては、直接壁に描く場合は手書きならではの味がでること、雰囲気の良さでしょうか。
    グラフィックシートのメリットは、事前にデザインの確認や調整が出来るのでイメージ通りのものが出来ます。また工期としても短縮が可能なのもメリットのひとつです。

  • 匿名さん 2015-08-11 11:45:25.0投稿

    流儀

    設計側の立場からお応えさせていただきます。
    一般的には、「貼る」か「描く」か「塗る」か「転写」するかでしょうか。
    グラフィック自身の内容や、グラフィックに求める質感により、手法は様々ありますが、、

    「貼る」
    全面グラフィック〔写真や絵)などの場合、出力シートや出力クロスは非常に便利です。あらかじめ、図案を作ってしまえばいいためです。確認なども取りやすいのでイメージも湧きやすいです。施工も容易です。ただ、やはりシートですのでシート感はでます。そこをその壁面の取り扱いのデザインによって、調和を取ることはできます。いけてるブランドのショーウィンドウにも大活躍しています。また、単色系のグラフィックであればカッティングシートカットアウト貼りという手もあります。
    正直なところ、貼るデザインの考え方や素材感よっては、空間に質感も出すことは可能です。
    いずれにしろ貼るとなる場合は下地の状態によっては、パネル化するや下地を作る、処理するなどの施工上の方策が必要になってきます。

    「描く」
    これは、一見仕上りが博打のようでもありますが、空間に空気感を与えてくれます。
    また、腕のある職人さんや、世界観のあるアーティストさんなどと一緒に空間を作っていけることで、長い目でみると、PRポイントにもなり得ると思いますし、どこにもないマテリアルを獲得できます。(以前友人のお店では、トイレにシロクマの絵を友達たちと描いていましたが、未だに印象に残っています。)ただ、お店の準備期間中からある程度の日程を確保しておくのがいいと思います。それでも出来上がりとイメージに若干の差異はでてくるかもしれないと思っている方がいいかと思います。また、補修はしにくいかと思います。(あり方としてい古くなることが味だとかんがえてらっしゃるのであれば、愛着になるかと思います。)

    「塗る」
    これは描くと近いですがグラフィックの種類によっては、マスキングするなどで塗り分けるようなことも可能です。グラフィック面じゃなく、ただの面にも応用が利ききやすいです。クロスの上に刷毛でムラ塗りとか。

    「転写」
    Tシャツくんみたいなもので、壁に転写する方法です。数色系の色の重ねなどはある程度可能のようです。文字やタイポグラフィー的なアートや、ミニマムなアートであれば一番しっくりくる気もします。


    ・空間に求める方向性を軸に、使用期間、グラフィックの内容や壁面の大きさ次第で、方策や構成を練ってみるといいかと思います。どの施工方法でも、やりようによっては素敵な壁面ができるとおもいます。

  • 秋葉 達雄 2016-03-11 09:59:27.0投稿

    流儀

    1.グラフィックをデータ化して、転写のようにして描く方法と、壁に直接フリーハンドで描く方法

    2.インクジェット出力により壁紙のようにする方法

    1のメリットは、オリジナル性の高い見た目になります。
    デメリットは、職人のセンスや技術に左右されやすいところです。

    2のメリットは、完成予測がしやすく、貼り変えも容易というところです。
    デメリットは、壁の質感が無くなる事です。

  • 匿名さん 2016-03-30 10:49:28.0投稿

    流儀

    一般的な施工方法はサインや表装業業者によるインクジェット出力シート/クロス施工になります。絵柄をデータで制作しプリントしますので、細かな描写も正確に表現できます。
    一方、壁面へグラフィックを直接描く場合は、一般的な水性塗料等を使い絵筆で色を乗せたり、マーカーを使い繊細なイラストを描くことが可能で、ライブ感があり躍動感あるグラフィックを描かれたい場合はオススメです。ただし、塗料の耐候性については描かれる場所や環境により多少のひびわれ、色あせが心配ですね。
    お客様が直接手に触れられる、もたれかかる場面が多いホールでは、トラブル回避の観点からインクジェット出力をオススメいたします。
    一般的に手が触れられないトイレやアメニティの壁などであれば、直接描くグラフックも面白いかと思います。

  • 匿名さん 2020-05-28 14:58:35.0投稿

    流儀

    大きく分けて直接描く方法と、描いた下絵を出力し貼る方法があります。
    直接描いた方が雰囲気は圧倒的に出ますが、ミスした時を考えるとインクジェットシートやオリジナルクロスなどに出力した方がリスクは回避出来ます。多少のズレ程度であればそれも味になります。また、プロの壁画師さんなどもおりますのでご用命であればお申し付けください。

  • 荒井 マモル (インテリアプランナー・開業アドバイザー) 2021-05-26 13:29:55.0投稿

    流儀

    店内壁面にグラフィックを描きたいということで、大まかに2つの方法が主流になると思います。

    一つは壁面に対して直接絵具を用いて直に描く方法です。こちらは直接絵具を使用する為、製作時間がかかる事と乾きの問題や状況により何かが(引っ張る様に)触れた時に多少絵具(絵)が汚れたり、また手や洋服に絵具が付くことも予想されます。ただ味わいや迫力などはかなり伝わるのではないかと思います。

    もう一方の方法としては、インクジェットプリントがあります。昨今技術の発達でインクジェットシートでグラフィックを表現する機会が多くあり、一般のインクジェットシートに出力してそれを貼るパターンやクロスにインクジェットで絵柄をプリントして壁紙としてグラフィックを表現するケースもあり使用する場所やシーンなどで選んでも良いかと思います。こちらは比較的安価で施工可能ですのでこちらの方がお勧めではあるかと思います。



    ご参考になれば幸いです。

  • 匿名さん 2021-05-26 13:30:02.0投稿

    流儀

    グラフィックの手法にもよります。
    手描きの絵画であれば壁紙の様に和紙やキャンバスを貼る事も可能です。
    CGの様にデータ入力を目的とされる場合は専用の壁紙も市販であります。
    メラミン化粧板の様な硬質なパネル貼りを御望みで有れ、CGであればアイカ工業などのメーカー対応も可能です。
    御予算に制限が無ければ、描かれた内容を西陣織で制作する事も可能ですし、金版写真の様な金属での壁面も対応可能です。
    左官での絵画も美しいですし、当番でも製作可能です。
    内容と御予算次第で如何様にでもご提案させて頂きます。

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