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マンモスアーキテクツ
東京都新宿区高田馬場2-19-8
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SKC office

エスケーシー オフィス

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店舗概要

  • 大阪府大阪市
  • 津守
  • 事務所
  • 56.56 坪
  • リフォーム改装

担当者

神農 昌宏

この事例のコンセプト

- カフェのあるオフィス -

水平の梁、垂直の柱の線の中で、新しく空間を分けた壁は、
建具と開放性のあるアイアンの間仕切り壁のみである。

荒々しいコンクリートの姿のどこを残せばいいかと考え、なるべくオープンな空間を意識するために、部屋は細かく区分せず、ダイナミックに分断した。

壁で隔てられてしまった関係性を、真ん中にスッと通った通路が繋がる役割を果たしている。

用途は会議室、カフェ、仕事場、倉庫、そして、シエスタルームなど。

会議室はオープンスペースとしても、色々な使い方ができる広さをもつ。
壁材は、吸音効果のある有孔ボードを採用し、会議に集中できる環境を整えた。
部屋の隅には、ウェグナーのGE236のソファやグレーテヤルクのテーブルが置かれている。

カフェは人の流れが多くある螺旋階段の付近に設置した。
エイジング加工されたアイアン間仕切り壁で、柔らかく空間が仕切られている。
壁のレリーフはRatchet-Osakaの井上氏とギャル男研究所との共作。
まるで魚眼レンズから飛び出てきたような3次元の物体。
階段を昇降するたびに、視界に入ってくる。
日中でこの壁と接する時間は頻繁にあり、そのたびに壁と対話する。
高度成長期から大阪の街に貢献し続けた、この建設会社の全てを現すビル群である。
反対側のモールテックスで作られた艶感のあるキッチンは、整然としており、そこを抜けていく風さえも、清らかになる雰囲気を出している。

シエスタルームは、体調の悪い人も使用できるが、作業に疲れた人は少し仮眠してもらい、リスタートを仕掛けれる。
命がけの仕事には、途中休憩が入ってもいい。

仕事場は収納力のある本棚の壁と、光の当たり方によって陰影が浮かび上がるポーターズペイントの壁がある。
本棚の背板は、下半分をコンクリートの近似色、上部を白く塗ることで、カフェ空間との一体感を強調した。
このオフィスは、ここに訪れるお客さんへの感情を動かすためでなく、ここで新しい未来を生み出す社員さんたちの原動力のために計画した。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
マンモスアーキテクツ
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所在地 東京都新宿区高田馬場2-19-8
外部リンク
代表者 神農 昌宏 担当者 佐藤 壮一
業種・業態 デザイン・設計&施工・工事
坪単価
建築設計 可能 スタッフ数  7人
資格・許認可 一級建築士

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