
株式会社 kloka
東京都渋谷区元代々木町10-9 KLOKAビル3F
株式会社 klokaの口コミ・評判
開業のきっかけについて教えてください。
陶器の卸し等をしている親会社が、美濃焼きの産地である岐阜県多治見市で114年目になる会社なのですが、後継者不足の問題など元気がない産地に「もう一度息を吹き返したい」ということで、何か新しい取り組みが出来ないかと5年前から構想を練っておりました。
現在の4代目の社長が引き継いだときから「次の100年に向けて新しい事業を模索したい」という想いがきっかけで開業を決意しました。
この想いを実現していくため、店内も入口のタイルや陶芸教室で使う電気釜など可能な限り多治見で調達しています。この店でそれらを使用することで、産地にスポットを当てていきたいと考えています。
デザイン会社との商談の進め方や商談した会社数は?依頼した決め手は?
マッチングサービスを利用したところ、22社からエントリーをいただきました。その中には相見積もりが不可という会社もあったのですが、私たちも初めての店舗作りだったので何にどのくらいの費用が掛かってくるのかを確認したく、そのような要望等を伝え、まずは3社に絞りました。
さらにもう1社、エントリーはいただいていなかったのですが、サイトをチェックしていて気になっていた会社があり、こちらから連絡したところコンペに参加してくださるということで合計4社にお願いしました。
4社とは、すべてと実際にお会いし物件を見ていただきました。その後、見積もりやパースをいただき検討しました。
最大の決め手は「デザイン力」でしょうか。空間のデザイン力が群を抜いていたように思います。
空間に小上がりが作られていたり、外に鉄骨の枠組のみの全く何もなかったスペースにバルコニーをデザインしていたり、空間のデザインに関して目を見張るようなものがありました。コストパフォーマンスも非常に良かったので、こちらに決めました。
デザインの満足度や会社の対応についてはいかがでしたか?デザイン面で悩んだ部分はどんなところでしょうか?
私たちのイメージや想いがklokaさんと上手く融合され、形にしていくことが出来たと思います。
今回、お店の基本的なイメージについては、かねてからお付き合いのあるデザイン会社さんと話をしており、壁の色や使う家具、雰囲気についてある程度出来上がっていました。デザイン・施工をお願いした株式会社klokaさんとは、それらを建築のデザインに落とし込んでいくために時間をかけて擦り合わせていきました。
私たちのイメージをお伝えし、建築のプロの方に具現化してもらいました。また、こちらのイメージをアレンジしていただいたときには私たちの思いも寄らないご提案をいただくこともあり、柔軟な対応をいただきました。
厨房のスペースどのようにしていくのかについては頭を悩ませましたね。他にも、なるべく売り場の面積を広げたかったため、トイレのスペースをどこまで狭めることができるかなど、空間を上手く活用していくことに重点を置いていました。
家具はどのように決められたのでしょうか?またオープンに向けての準備等を教えてください。
ソファーやテーブルなどは、たまたま社長が大阪出張で気になったお店を見つけ、そこでオーダーメイドで作っていただきました。関東に出店していない店舗様だったので、私のお店を関東でのショールーム的な存在にさせていただくこととなり、ここでカタログなども置いて販売していくことを検討しています。
陶芸教室の窯のコンディションを整えるために、試し焼きを繰り返して準備しています。招待客向けのソフトオープン期間では、正式オープンに向けての最終準備という側面も持ち合わせているので、さまざまな面において万全の状態に持っていくため、細かな調整をしていきたいと思います。
マッチングサービスをご利用頂いた感想をお聞かせ下さい。
マッチングサービスは、デザイン・施工会社さんと接点がなかった私たちにとって、とても心強いサービスでした。また、サイトの中でさまざまなデザイン会社の過去の施工例がくわしく掲載されているので、それぞれのデザイン会社さんの芸風や得意分野などがイメージしやすく便利でした。
いざマッチングサービスを利用すると、多くのデザイン会社さんがとても真摯にエントリーをしてきてくださり、その熱意が非常に有難かったです。
株式会社 klokaのtowa mowa cafeの施主からの口コミ・評判
towa mowa cafe
今回独立開業されることになった経緯を教えてください。
父の経営する会社が飲食部門を始めることになり、パティシエをしていた私に「何かやってみないか」と声を掛けてきたのがきっかけです。
一人で回していくのは難しいだろうと考え、同じくパティシエとして別の店舗で働いていた知人に話を持ちかけ、一緒に始めることになりました。
通っていた時期は違えど同じ専門学校出身で、もともと気の合う友人だったので、いろいろと話はしやすかったですね。
焼き菓子など物販の店舗も考えましたが、最終的にカフェの形態で始めることにしました。
いずれはこのカフェで物販やバースデーケーキのオーダーなども受けていけたらいいなとは思っています。
デザイン会社を選ぶ上で重視された点は何でしょうか?また、最終的にklokaさんに決めた理由を教えてください。
予算と相談しながら、自分たちが持つ漠然としたイメージを形にしてくれそうなデザイン会社さんを探していました。
最初はklokaさんではなく、別のデザイン会社さんにお願いしようかと思いながら試しにマッチングサービスに登録してみたんです。
その後、klokaさんからいただいたメッセージにとても熱意を感じ、実際にお会いしてみたところ、感覚が合うなとピンときて、お願いすることに決めました。
実はklokaさんの手がけてきた事例は自分たちのイメージしていたものとは少し違ったんです。
それでも話をしていると、自分たちの世界観にとても共感していただき、満足いくものに仕上げてもらえたので、お会いしてみないことにはわからないものだなと思いました。
仕上がりの満足を100点満点で評価すると何点ですか?また、その理由もお聞かせください。
90/100点
マイナス10点なのは、地下に水がたまっているなど予想外の出来事で出費が増えたこと、納期が予定よりも遅くなってしまったことです。納期については、私たちとデザイン会社との共同の作業が多かったことも原因の一つなので、仕方のない部分でしたが。
デザインに関してはとても満足いくものになりました。
もともと「大人用と子供用の2つの扉を作りたい!」と思っていた部分に、ペット用も提案してもらったり、将来的に物販をやることになったときのことまで考えた造りにしてもらったりと、本当にたくさんのアイデアをもらうことができたので満足しています。
店舗の内装でこだわった部分はありますか?
一番は店の入り口である扉ですね。店の名前「towa mowa」はもともとフランス語の「toi et moi(トワエモワ)」がもとになっているんです。
「トワエモワ」とは、“きみとぼく”という意味。
大人も子どももみんな楽しめるようなカフェにしたいと思って付けた名前です。
その店のコンセプトを表現するために、店の扉は大人用と子ども用、両方を作りたいと思っていました。
デザイン会社さんからの提案でわんちゃん用の扉「chiot(シオ)」も作ることにしました。
マッチングサービス(店舗デザイン.COM)を利用した感想をお聞かせ下さい。
実はマッチングサービスに登録する前に、店舗デザイン.COMからデザイン会社さんがこれまでに手がけた事例を見ながら、いくつか候補をしぼっていたんです。
現在の店舗の契約をした段階で、ここにお願いしようというデザイン会社があったのですが、1社だけで決めるのもどうだろうという迷いが出て、試しにマッチングサービスに登録してみました。
結果、事例を見ていたときにはノーチェックだったデザイン会社さんとうまく結びつくことができてよかったです。
また、自分以外の人間にデザイン会社の候補を伝えたいときに、サイトを見てもらえばよいので、イメージを共有しやすかったです。
株式会社 klokaのGEKIROCK CLOTHINGの施主からの口コミ・評判
GEKIROCK CLOTHING
まずは、出店の経緯についてお聞かせいただけますか?
「GEKIROCK CLOTHING」はWEBショップで4年ほど稼働していまして、今回が初の実店舗出店です。
WEBだけでも採算はとれていたのですが、当社は他にもロックリスナー向けのフリーマガジン発行やライヴイベント運営など
「“ロック”を軸にしたクロスメディア展開を社内ですべて完結!」をテーマに動いており、そのひとつとしてこちらの出店を考えました。
また、どのWEBショップにもいえるとは思うのですが、やはり実店舗があると、お客さまからの信頼感も違うんです。
たとえ渋谷に来られない方でも、ちゃんと店が存在し、店員の顔が見える安心感ってあると思いますから。
【マッチングサービスは、以前もご利用いただいたことがあるのですよね。】
はい。当社は隣で「ROCKAHOLIC」というロックバーを運営しており、マッチングサービスはそちらを出店する際にも利用させていただきました。
実は、今回もそのときに依頼したデザイン会社さんに声をかけ、ある程度まで話を詰めていたんです。
ただ、予算のところで少し削らせていただくと、その会社さんの個性や良さが消えて非常にシンプルなデザインになってしまって…。
せっかくですから、限られた予算内でも会社さんの個性や特徴を生かしてもらいたいと思い、マッチングを使ってイチから探すことにしました。
デザイン会社のエントリーは何社からありましたか?
エントリーいただいたのが12社、そのうち4社にコンタクトをとり、3社とお会いさせていただきました。
当店はアパレルショップといっても、ロックテイストに特化したファッションのセレクトショップですので、そこへのご理解がないと難しいだろうなと思っていました。
その点、klokaさんは過去にチェルシーホテルさんやスターラウンジさんといったライヴハウスも複数手がけており、ロックシーンについて熟知されていたこと、また私自身もそのデザイン性に共感できたことが大きかったですね。
【klokaさんには、ショップのロゴデザインも依頼されたのだとか。】
当初は知人のデザイナーに依頼するつもりだったのですが、klokaさんが最初に出してくださった内装デザイン案の中に描かれていたロゴをとても気に入ってしまって。
あくまで内装イメージの一部としてのラフ案だったようなのですが、代表の高橋さんが描かれたとのことで「さすがだな」という感じでしたよ。
施工はスムーズに進みましたか? 問題やトラブルなどは発生しませんでしたか?
すでにオープン日を決めていましたので、それに間に合うように施工スケジュールを組んでいただきました。
時間のない中、柔軟に対応していただいたことは本当にありがたかったです。
トラブルといえば、急ぎで進めていただいたせいもあると思いますが、klokaさんと施工担当者さんとの間で、コンセンサスが若干とれていないことがあったように感じました。
また、隣のバーにまでホコリが大量に飛び散ってしまい、掃除に追われる…といった出来事もありましたね。気になることや問題点はその場ですぐに伝え、対応していただきました。
【klokaさんに依頼されての感想をお聞かせいただけますか?】
こちらがサラッとした要望を投げると具体的な案が挙がってきて、「これこれ!」といった感じで感覚的な部分が合ったように思います。
また、高いお金を出せばやりたいことはいくらでも実現できるのでしょうが、klokaさんの場合、ある程度絞った予算の中でも使う素材やデザイン面での「一工夫」があって、その点には大変満足しています。
特徴を打ち出すのが上手な会社だなと感じました。
お店のPRをお願いします!
新宿などではライヴハウスの数が減りつつある中、渋谷には新しいライヴハウスもできているなど、ロックの発信地としては非常にアツイ場所なんです。
当店には国内ブランド、海外ブランドの両方を置いていますが、海外ブランドに関しては目に留まるものがあればブランドと直接やりとりして仕入れるなど、敏感なロックファンに喜ばれる品揃えが自慢です!
また営業時間は「22時まで」と、アパレルショップにしては遅めの設定なのですが、これはライヴが終わった後にそのままフラッと寄っていける…そんな人の動きを意識してのものです。
【WEBのお客さまが実店舗にも足を運ぶ、といったイメージなのでしょうか?】
基本的には別で考えています。最近は、みなさん洋服をWEBで購入することにも抵抗がなくなってきていますよね。
でも、素材感や手の込んだ作りなど、実際に目で見て、手で触って、ということをしないと分からない面も少なからずあって。
もちろん、WEBだからこそ推しやすい商品もあるので、WEBと店頭の棲み分けは自然とできてきますし、店頭では店頭なりのやり方で魅力を伝えていければなと思っています。
マッチングサービス(店舗デザイン.COM)を利用した感想をお聞かせください。
前回、今回と二度使わせていただいて、登録されている会社さんは全体的にクオリティーが高いな、という印象を受けました。
また、エントリーいただいたところ以外でも、サイトに掲載されている各社さんの作品例をいろいろと眺めていると、自分が理想とするショップデザインをイメージする際の参考になりました。
意外と内装デザインの写真は見つからないものなので。
【出店を考える方にメッセージをお願いします!】
少し形になりだすと、途中で「ちょっと違う…」と思っても、お金もかかっているし何だか悪いなと気が引けてしまう部分もあるとは思うんですが、もし自分のイメージと違うのであれば、きちんと要望を伝えたほうが後々よい結果につながるはずです。
最初のやりとりで遠慮してしまうとズルズル進んでしまいますし、完成後にご自身が5年、10年と続けていくお店ですから変に遠慮する必要はないと思います。
ただ、やはり知人や知人の紹介といった流れでの依頼だと、どうしても強く言いにくいものですよね。
なので、そういう面でもある意味ビジネスと割り切った進め方ができるのが、マッチングサービスを使うメリットのひとつなんじゃないかなと感じました。