オーナー様が初出店された店舗のデザインを依頼されました。店舗開業されて10年目の節目に全面リニューアル。オーナー様にとっても思い入れのある店舗、和食のお店になります。「10年間飽きのこないデザイン」「お客様・店舗スタッフ共に使いやすい店舗」にしてほしいとのリクエストを頂きまして、厨房の区画を新たに替え、厨房のレイアウトの見直しとオペレーションの確認を満に行い、プランを進めていきました。
デザインはお店の特徴である食材の素材を大切に扱うのと同様に、店内に使用した木・石・和紙・陶器など、自然の本物のよさが伝わる様にシンプルに捉え、テーブルのエッジを波形にしたり、和紙の染色にグラデーションを施すなど、ちょっとした変化を加え、職人技を感じる空間に整えました。職人技は10年経っても変わらず、人の手を感じる温かさを持ち合わせてます。次の10年間、さらに地元国立に愛される、必要とされるお店となりますように。