a.i.design co., ltd.
東京都渋谷区神宮前5-28-7 -403
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リアン

この事例のコンセプト
9坪の限られた空間だが、ロケーションは青山通り沿いガラス貼りのテナントビル2F。
この好立地を、いかに通りへ向けてアピールするか?
極小空間を、いかに広く見せるか?がプロジェクトの課題となった。
1.カットスペースのフロントガラス面に意匠は設けず、足下のグラデーションフィルムのみで、
1Fからの視線をシャットアウトし、座ったお客さんは2Fからの青山の景観をシームレスに一望できる。
2.カット面の椅子は、業務用の椅子は使用せず、
単調にならぬようデザインの違う3種のアームチェアーを配置し足下に空気の通り道を与えた。
3.天井と床を支える壁と柱に、天井色から床のモルタルへと徐々に変化するカラーとマテリアルのグラデーションを施し、
境界を曖昧とし存在感を薄めた。
4.ドレッサーはスリムなラインで空間にコントラストを与えたが、風が抜けるようスリッドを設けたデザインとした。
5.シャンプーブースとカットスペースの間仕切りを、
天井の隙間から3枚のシースルーな麻暖簾をグラデーション染めで垂らした。
これらの『空気(風)を通す』『境界線を定義付けしない』ことで、
空間の広がりを可能な限り引き出し、意匠的にも機能的にもミニマムなデザインとした。
ガラス貼のビルは、日中では通りへのアプローチは不向きだが、夜間は絶好な演出が可能となる。そこでファサードデザインとしてでなく、情景を切り取ったかのような、ストーリー性のあるウインドーディスプレイとした。営業中は店内のグラデーション効果で浮遊したショーケースとなり、閉店後には店内に浮かぶ満月が、青山の街をドラマティックに照らし続ける・・・・・
この好立地を、いかに通りへ向けてアピールするか?
極小空間を、いかに広く見せるか?がプロジェクトの課題となった。
1.カットスペースのフロントガラス面に意匠は設けず、足下のグラデーションフィルムのみで、
1Fからの視線をシャットアウトし、座ったお客さんは2Fからの青山の景観をシームレスに一望できる。
2.カット面の椅子は、業務用の椅子は使用せず、
単調にならぬようデザインの違う3種のアームチェアーを配置し足下に空気の通り道を与えた。
3.天井と床を支える壁と柱に、天井色から床のモルタルへと徐々に変化するカラーとマテリアルのグラデーションを施し、
境界を曖昧とし存在感を薄めた。
4.ドレッサーはスリムなラインで空間にコントラストを与えたが、風が抜けるようスリッドを設けたデザインとした。
5.シャンプーブースとカットスペースの間仕切りを、
天井の隙間から3枚のシースルーな麻暖簾をグラデーション染めで垂らした。
これらの『空気(風)を通す』『境界線を定義付けしない』ことで、
空間の広がりを可能な限り引き出し、意匠的にも機能的にもミニマムなデザインとした。
ガラス貼のビルは、日中では通りへのアプローチは不向きだが、夜間は絶好な演出が可能となる。そこでファサードデザインとしてでなく、情景を切り取ったかのような、ストーリー性のあるウインドーディスプレイとした。営業中は店内のグラデーション効果で浮遊したショーケースとなり、閉店後には店内に浮かぶ満月が、青山の街をドラマティックに照らし続ける・・・・・
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前5-28-7 -403 | ||
外部リンク | |||
代表者 | 稲田啓 | 担当者 | 稲田啓 |
業種・業態 | デザイン・設計 | ||
坪単価 | |||
建築設計 | - | スタッフ数 | 3人 |
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