株式会社アマゲロ
京都府京都市右京区太秦西蜂岡町9-113
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昇苑くみひも 宇治本店
ショウエンクミヒモ ウジホンテン
担当者
-
デザイン担当
久和幸司

この事例のコンセプト
2018年で創業70年を迎えられた有限会社 昇苑くみひも様の『宇治本店』。
住居や料亭として使われていた、様々な時代をかいくぐった築100年の町家を活用し
「伝統工芸品としての京組紐」「日常使い出来る京組紐雑貨」の物販スペースの他、
「原料としての組紐」の販売及び商談スペース、ワークショップスペース、本格的な組紐教室など
製品を販売するのみならず、技術や文化を発信する旗艦店としての役割を満たす空間となっている。
設計するにあたり念頭に置いたのは、まったく新しいものに改修するのではなく
古い町家を復元することに注力しようということ。
幾度かの増改築を経た明治時代からの建物であったため
まずは全体を紐解き、社長の幼い頃の記憶とも擦り合わせ
必要な面積と動線・導線の洗い出し、確保と進めた。
歴史在る佇まいの参道に相応しい表情を心がけた。
通りに面した大窓には、十分な採光で正しい色を識別できるようにと
昔の知恵が詰まった紐屋(糸屋)格子を採用。
視線の抜けも良いため、通りから奥の中庭までが見渡せるようになっている。
中庭も元の状態を出来るだけ活かし、築山やつくばいを整えてもらった。
ゆくゆくは草木染めに使える梅やタデアイなども植えて次世代に繋ぐ仕掛けも・・・
元々在った、網代天井や玉石敷きの玄関などはそのままに。
障子、唐紙襖、格子、畳など、当たり前の部材や素材を在るべき所に。
『おくどさん』も残し、炊きたてご飯にも石庭にも見える白い寒水砂利を施しディスプレー台として活かしている。
住居や料亭として使われていた、様々な時代をかいくぐった築100年の町家を活用し
「伝統工芸品としての京組紐」「日常使い出来る京組紐雑貨」の物販スペースの他、
「原料としての組紐」の販売及び商談スペース、ワークショップスペース、本格的な組紐教室など
製品を販売するのみならず、技術や文化を発信する旗艦店としての役割を満たす空間となっている。
設計するにあたり念頭に置いたのは、まったく新しいものに改修するのではなく
古い町家を復元することに注力しようということ。
幾度かの増改築を経た明治時代からの建物であったため
まずは全体を紐解き、社長の幼い頃の記憶とも擦り合わせ
必要な面積と動線・導線の洗い出し、確保と進めた。
歴史在る佇まいの参道に相応しい表情を心がけた。
通りに面した大窓には、十分な採光で正しい色を識別できるようにと
昔の知恵が詰まった紐屋(糸屋)格子を採用。
視線の抜けも良いため、通りから奥の中庭までが見渡せるようになっている。
中庭も元の状態を出来るだけ活かし、築山やつくばいを整えてもらった。
ゆくゆくは草木染めに使える梅やタデアイなども植えて次世代に繋ぐ仕掛けも・・・
元々在った、網代天井や玉石敷きの玄関などはそのままに。
障子、唐紙襖、格子、畳など、当たり前の部材や素材を在るべき所に。
『おくどさん』も残し、炊きたてご飯にも石庭にも見える白い寒水砂利を施しディスプレー台として活かしている。
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
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所在地 | 京都府京都市右京区太秦西蜂岡町9-113 | ||
外部リンク | |||
代表者 | 久和幸司 | 担当者 | 久和幸司 |
業種・業態 | デザイン・設計 | ||
坪単価 | |||
建築設計 | 可能 | ||
資格・許認可 |
1級建築士事務所 京都府知事登録 株式会社アマゲロ 久和幸司設計事務所 1級建築士・久和幸司 |
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