株式会社アマゲロ
京都府京都市右京区太秦西蜂岡町9-113
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自在ーZIZAI
ジザイ
担当者
-
デザイン担当
久和幸司

この事例のコンセプト
2019年、年の瀬にオープンした料理屋『自在ーZIZAI』。
京町家でおばんざいをいただくスタイルの草分け
『うしのほねグループ』が新展開する
コース料理をメインとした、ひとクラス上質な位置づけのお店。
以前、この地で営まれていたイタリア料理店の居抜き物件。
厨房設備や設えを可能な限り活かしながらも
殆ど倉庫や休憩スペースとして使われていた2階を有効活用するため
狭小さを極める幅の階段を改善したり
柱を足して補強したり、床材の補充や強化で振動や騒音を無くすなど
構造物としての安定のための躯体工事を主軸に
“ドラマティックなモダン和風料理”をアシストする”ときめき”をプラスした。
1階の既存カウンターには上質な白木で化粧を施し、照明器具の当て込みで抑揚を。
奥の小さな庭には白玉砂利と五葉松苔玉で、ユーモラスな和の造形美を。
ギラギラの光沢ではなく、抑制の利いた光沢感を随所に散りばめて影を際立たせ
緩急を楽しむコース料理さながらに、質感や模様にもリズム感を持たせた。
元々、町家ブームが始まる随分前から、町家再生を実践してきた企業である。
今更、サスティナブルやエシカルを声高に述べるまでもないが
2階客席の椅子は、『うしのほねグループ』系列店で長年に渡り
使われてきた椅子を張り替えたもので揃え
空間だけでなく、家具等も
古きを活かし、新しきを創る姿勢を忘れてはいない。
ご多分にもれず、海外資本や東京資本の店舗が増え出した京都の街。
地元企業の新展開を心待ちにする人々も多い中、
路地奥の小さな店ながら、担っているものの意義の大きさは無限なのである。
京町家でおばんざいをいただくスタイルの草分け
『うしのほねグループ』が新展開する
コース料理をメインとした、ひとクラス上質な位置づけのお店。
以前、この地で営まれていたイタリア料理店の居抜き物件。
厨房設備や設えを可能な限り活かしながらも
殆ど倉庫や休憩スペースとして使われていた2階を有効活用するため
狭小さを極める幅の階段を改善したり
柱を足して補強したり、床材の補充や強化で振動や騒音を無くすなど
構造物としての安定のための躯体工事を主軸に
“ドラマティックなモダン和風料理”をアシストする”ときめき”をプラスした。
1階の既存カウンターには上質な白木で化粧を施し、照明器具の当て込みで抑揚を。
奥の小さな庭には白玉砂利と五葉松苔玉で、ユーモラスな和の造形美を。
ギラギラの光沢ではなく、抑制の利いた光沢感を随所に散りばめて影を際立たせ
緩急を楽しむコース料理さながらに、質感や模様にもリズム感を持たせた。
元々、町家ブームが始まる随分前から、町家再生を実践してきた企業である。
今更、サスティナブルやエシカルを声高に述べるまでもないが
2階客席の椅子は、『うしのほねグループ』系列店で長年に渡り
使われてきた椅子を張り替えたもので揃え
空間だけでなく、家具等も
古きを活かし、新しきを創る姿勢を忘れてはいない。
ご多分にもれず、海外資本や東京資本の店舗が増え出した京都の街。
地元企業の新展開を心待ちにする人々も多い中、
路地奥の小さな店ながら、担っているものの意義の大きさは無限なのである。
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
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所在地 | 京都府京都市右京区太秦西蜂岡町9-113 | ||
外部リンク | |||
代表者 | 久和幸司 | 担当者 | 久和幸司 |
業種・業態 | デザイン・設計 | ||
坪単価 | |||
建築設計 | 可能 | ||
資格・許認可 |
1級建築士事務所 京都府知事登録 株式会社アマゲロ 久和幸司設計事務所 1級建築士・久和幸司 |
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