HAAB Aoyamaは東京にある最先端の美容クリニック。
我々は内装デザイン担当であるため、ビルの外観は手を加えることができない中で、ガラスのカーテンウォールの内装だけを用いて真下の階に展開するブランドとの一体感を構築した。
結果として外から見た時に、建物全体に洗練された高級感を湛えた。
ヨーロッパの遺跡を連想させるような独特な空間設計に手書きの指示板が導き、その終着点には、有名な青山通りが見渡せる洗練されたレセプションスペースが展開されている。
時間帯によってその色彩を変える繊細な光の演出は、木漏れ日が差し込み、その場所を木漏れ日を感じられる空間にする。
青山通りの風景をあたかもインテリアの一部のようにとして取り込むことで、イミテーションと自然が見事に融合する。
自然光を取り込み、電球もLEDを使用することで電力の消費を抑える。
また大理石のように永続的に劣化のない素材を採用し、サステナビリティにも取り組んだ。
美しくなることへの期待とともに不安を抱えた患者に寄り添い、心地よい灯りが照らす案内によってカウンセリングルームへと導く。
鏡張りのメイクブースでは、独特なカットが施された鏡が光を乱反射させ、医療の現場においても映画の１シーンのような豪華な空間を創出するという意図を具現化している。
このように独自の視点と技術を駆使して創造された空間は、綺麗になりたいという思いからクリニックに訪れる患者様に安心感と心躍る体験を提供することでしょう。