大正ロマンの旅籠をイメージし、個室、広間（可働間仕切り）の部屋で構成する空間プラン。旅籠という発想から格天井の玄関で靴を脱ぎ下駄箱へ、廊下を挟み格子戸の個室、襖で仕切られた広間、それぞれを掘りごたつとしゆったりとくつろぎながら時代を感じられるインテリアにこだわり、ポイントに夢二の絵画を配して時代間を演出。都会の雑踏から一歩店内に入ればタイムスリップしたような感覚を狙った。外装デザインは大正ロマンの｛きらびやか}を表現、黒杉板壁とサイン、オリジナル照明デザインを配置してコントラスト溢れる顔が飲食店で賑わう街に誕生した。