株式会社 遠藤建築アトリエ
北海道札幌市西区西野三条8-2-1
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ポピー歯科クリニック

この事例のコンセプト
敷地は札幌の幹線(石山通)と市道に東北面の2面で接する角地です。南面にカーディーラーが隣接します。
計画にあたり、歯科医院としての成立条件を様々な角度から検討しました。
なによりも周辺環境の中での存在感を放ち、独自性を持つ事。前面の石山通りへのファサード、表現を歯科医院としてしっかり確立すること。駐車場を可能な限り確保し、スムーズに出入りできる事。光が通年内部に入る明るい快適な室内環境であること。また個室化された診療空間。以上の点が敷地特性を生かす条件と考え計画を進めました。
特に交通量が多い道路からのシークエンスが大切と考えました。四角い形の高低と看板で展開される古くからの単調な街並みの中で軽い浮遊感を持ち形に動きがある他と異質な形態イメージを考えました。形態を決めるうえで南からの採光を考えたハイサイドライトを持つ構成としました。
また木構造を変形の軸組で一面を傾斜した柱に登り梁がかかる構成とし、登り梁を構造用合板が固め面剛性を高めました。また建物の中心で梁上部をブレースで固め短辺方向の水平力を確保しました。
また南面ハイサイドからの光が白い空間に溢れ軽快な柔らかな空間が実現しました。
内部は白い色の中に染色された木構造、木扉が同化しつつ質感を表現しています。ファサードの縦スリットの開口部はW=200ピッチで壁、開口と連続し、幹線道路との関係を開きすぎない表現としました。傾斜した形は街並の中に異なった形(異化)の表現となりますが、札幌の街並の中では有効と考えました。構造や材料が自由な環境で街並を統一する方が無理なことで、むしろ建築とプログラムがそれぞれ自立しながら存在感を街の中にしっかりと確立する事が大切と考えました。建築をとりまくコンテクストをどのように考え、建築化するか。様々なアプローチがありますが、建築のリアリティ、存在感、空間性を確保したいと考えています。
計画にあたり、歯科医院としての成立条件を様々な角度から検討しました。
なによりも周辺環境の中での存在感を放ち、独自性を持つ事。前面の石山通りへのファサード、表現を歯科医院としてしっかり確立すること。駐車場を可能な限り確保し、スムーズに出入りできる事。光が通年内部に入る明るい快適な室内環境であること。また個室化された診療空間。以上の点が敷地特性を生かす条件と考え計画を進めました。
特に交通量が多い道路からのシークエンスが大切と考えました。四角い形の高低と看板で展開される古くからの単調な街並みの中で軽い浮遊感を持ち形に動きがある他と異質な形態イメージを考えました。形態を決めるうえで南からの採光を考えたハイサイドライトを持つ構成としました。
また木構造を変形の軸組で一面を傾斜した柱に登り梁がかかる構成とし、登り梁を構造用合板が固め面剛性を高めました。また建物の中心で梁上部をブレースで固め短辺方向の水平力を確保しました。
また南面ハイサイドからの光が白い空間に溢れ軽快な柔らかな空間が実現しました。
内部は白い色の中に染色された木構造、木扉が同化しつつ質感を表現しています。ファサードの縦スリットの開口部はW=200ピッチで壁、開口と連続し、幹線道路との関係を開きすぎない表現としました。傾斜した形は街並の中に異なった形(異化)の表現となりますが、札幌の街並の中では有効と考えました。構造や材料が自由な環境で街並を統一する方が無理なことで、むしろ建築とプログラムがそれぞれ自立しながら存在感を街の中にしっかりと確立する事が大切と考えました。建築をとりまくコンテクストをどのように考え、建築化するか。様々なアプローチがありますが、建築のリアリティ、存在感、空間性を確保したいと考えています。
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
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所在地 | 北海道札幌市西区西野三条8-2-1 | ||
外部リンク | |||
代表者 | 遠藤 謙一良 | 担当者 | 遠藤 謙一良 |
業種・業態 | 店舗デザイン・インテリア設計・住宅設計・建築設計 | 北海道札幌市 | ||
坪単価 | |||
建築設計 | - | スタッフ数 | 7人 |
資格・許認可 |
一級建築士設計事務所 北海道知事登録4584番 |
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