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株式会社KAMITOPEN 一級建築士事務所
東京都港区東麻布2-32-10東麻布SSビル4階
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nana's green tea天王寺Mio店

ナナズグリーンティテンノウジミオ

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店舗概要 nana's green tea天王寺Mio店のHPへ

  • 大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-48天王寺ミオプラザ2階
  • 天王寺
  • 和カフェ
  • 28 坪

担当者

吉田 昌弘

この事例のコンセプト

「不足の美」

株式会社七葉は「抹茶」という切り口から、「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。
良質の抹茶を、抹茶ラテなど現代的にアレンジしたメニューで提供している。
そして、その店内に求められる空間は「和風」ではなく「現代の茶室」である。
それは、オーナーの言葉を借りれば"日本に昔からある茶文化を現代的な解釈で楽しめる店"をつくりたいという思いの表れである。

わび」という言葉は、動詞の「わぶ」(「気落ちする・つらいと思う」などの意)から出た言葉で、「さび」は動詞「さぶ」(「古くなる・色あせる」などの意)から生まれた言葉である。
「わび」という言葉の根元には「思い通りにならないつらさ」があり、「さび」という言葉は「生命力の衰えていくさま」という意味がある。

こうした否定的な感情をあらわす言葉が、平安時代から鎌倉時代に至る和歌的世界で、閑寂・簡素・枯淡の境地として生み出され、「美を表す用語」として茶の湯の世界でも広がった。
これは、日本人独自の美意識や文化のとらえ方と言える。

また、わび茶の祖といわれる村田珠光は、「月も雲間のなきは嫌にて候」という文章を残した。
(満月の皓々(こうこう)と輝く月よりも雲の間に見え隠れする月の方が美しいという意味である)

そこでnana's green tea天王寺ミオ店では珠光の創造した、不足の美の空間を再現しようとした。

実際には、下地材として使われるOSB材やコンクリートブロックなどを意匠材として用いることで、未完のものこそ美しいという日本人の美意識を表現した。

この会社にお問い合わせ

0037-6411-003-208

デザイン会社への営業行為は禁止します。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
株式会社KAMITOPEN 一級建築士事務所
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所在地 東京都港区東麻布2-32-10東麻布SSビル4階
電話番号 0037-6411-003-208
外部リンク
代表者 吉田昌弘 担当者 吉田昌弘
業種・業態 設計・デザイン/建築設計 ・インテリア設計(住宅、店舗etc)、家具・照明等
坪単価
建築設計 可能 スタッフ数 7人
資格・許認可 一級建築士

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