卓袱料理は長崎の伝統郷土料理として親しまれています。大皿で数人分の料理を盛る卓袱形式（朱塗りの円形テーブルを卓袱「しっぽく」と呼んでいます）で、大航海時代を経て和・華（中国）・蘭（オランダ、ポルトガル）の文化の影響を受けて、長崎独特の料理が育まれてきました。

空間デザインテーマは、異国情緒 exotic & 郷愁 nostalgie。
長崎の伝統建築・文化と中華、西洋古典文化の復刻&融合です。

6mの天高のダイニングエリアは、大浦天主堂（幕末１８６５年建立のヨーロッパ古典建築様式の木造建築）からインスパイアされた特別仕立ての空間になっています。
離れ座敷エリアは、出島（１６３４年に長崎に築造のオランダ人居住地）をイメージした数寄屋の伝統建築＋異国情緒な調度品を設えています。