高崎のオフィスは事務所ビル内の小さなテナントオフィスです。白とメイプルカラーに塗装された集成材により、清潔感のあるオフィスをデザインしました。ビル内のオフィスは路面に面している事務所と異なり、外部空間と関係が希薄になりがちです。当計画では観葉植物と什器が融合する計画としました。植物がテーブルから顔を出すように天板を加工し、テーブルから木が生えたようなデザインを計画しました。身近に植物が配置されることでリラックスできる空間を考案し、長いロングテーブルの視線を緩やかに遮断する効果があります。来客対応スペースと執務スペースの間に計画したパーティションはデザイン性とコスト優位性を考慮して黒いカラーボックスとパイン材集成材によるカバーを組み合わせたデザインです。