1. トップ
  2. デザイン事例を探す [ 事例一覧 ]
  3. 上野御徒町ファラド皮膚科
ilma design Inc.
東京都新宿区新宿五丁目18番20号ルックハイツ新宿803
×

上野御徒町ファラド皮膚科

ウエノオカチマチファラドヒフカ

クリップする
(クリップ済) 一覧へ

店舗概要 上野御徒町ファラド皮膚科のHPへ

  • 東京都台東区
  • 御徒町
  • クリニック(皮膚科・美容皮膚科)
  • 65.13 坪
  • スケルトン
  • 2022年工事完了

担当者

嚴 貴俊

この事例のコンセプト

新規開業される皮膚科の内装設計プロジェクト。場所は日本最大の宝石の街とも呼ばれる御徒町にある商業テナントビル7階の区画である。

江戸時代から寺院の多い街として知られた御徒町には、仏具などの飾り職人も自然と多く集まるようになり、明治維新以降はそうした職人たちが宝飾品を作るようになったため、宝石の街として発展した歴史がある。その御徒町がもつ空気感を内装にも取り入れられないかと考えた。
宝石のカッティング方法にファセットカットという方法がある。宝石の表面に角度の違う多数の小さな切子面(ファセット)が幾何学的に組み合わされた方法である。そこで内装にも幾何学的な要素を取り込みたいと考え、床材に不等辺四角形のタイルをセレクトした。不等辺四角形は英語で「trapezium」と略され、《幾何》平行な辺のない四角形を意味する。この不等辺四角形のタイルがエントランスからレセプション、ウェイティング、奥のパウダールームまでを繋いでいる。淡いグレーのタイルをベースに、飛石のように墨色がかったタイルをアクセントに織り交ぜた。
またレセプションカウンターも多面角な形状にし、どの面でも患者と対話ができるようにしている。レセプションの背面の壁には木製の切り文字サインを設えている。床材の墨色と合わせ、墨汁で染色仕上げをしているため、木目も楽しめる味わいのある表情に仕上がった。
建物の横にはJR線の線路が通っており、陽を遮る大きな建物がないため、日中は日の光が多く入り込み、気持ちの良い空間になった。​

この事例を手掛けた会社の概要

社名
ilma design Inc.
この会社をクリップ
(クリップ済) 一覧へ
所在地 東京都新宿区新宿五丁目18番20号ルックハイツ新宿803
外部リンク
代表者 嚴 貴俊 担当者 嚴 貴俊
業種・業態 デザイン・設計のみ
坪単価
建築設計 - スタッフ数  1人

この会社にお問い合わせ

この事例をクリップ
(クリップ済) 一覧へ