ソムリエであるオーナーが厳選したワインが楽しめるということもあり、ワインセラー(貯蔵室)のような場所から考えることをスタートしました。

ワインセラーには人工的に適切な環境を構築する「能動的セラー」と環境の変化が少ない地下室にある「受動的セラー」に分類されるようです。
今回は「受動的セラー」のように、初めからそこにあるような静かで落ち着きのある空間を目指しました。

受動的と聞きくとあまり良い印象を持たない場合もありますが、経堂という閑静な住宅街の中では、お客さんの声や反応を受け入れて、街に根ざし、愛されていくお店のあり方も良いなと改めて感じました。