株式会社 PROCESS5 DESIGN
大阪府大阪市西区南堀江2-9-24-2F
×
Global Style 北船場店
この事例のコンセプト
「ステージのあるオーダースーツショップ」
大阪本町のオフィス街に位置するビル2階にオーダーメイドスーツを中心とした新規ブランドの第一店舗目を計画することになった。
大阪本町は金融業と繊維業が盛んな場所であり、クラシカルなスーツを着る人から、カジュアルパンツにジャケットスーツの人まで多種多様なビジネスファッションスタイルが見られる場所である。
そのため、従来のオーダーメイドスーツショップのような堅苦しく入りにくい敷居の高い場所では、この場所において集客が見込めないことは明解であった。
そこで私たちは、
お客様が店内に入ってきた時スタッフがすぐにお客様を察知できなくする為に、大きな空間を三つの小さな空間に分け、それぞれの空間からは隣の空間が直接見えないように計画した。
スタッフがお客様にすぐに声をかけてしまうことを防ぐことで、お客様がショッピングを気軽にできるようになる。
お客様に自由に安心して入れるショップとして認知してもらい、オーダーメイドスーツショップの敷居を下げることが狙いである。
「新旧をつむぐ木質空間」エントランス部分
繊維問屋や商社、証券会社、銀行が集中する大阪市の中心地にある
生地卸業を営む会社ビルのエントランスをリニューアルする計画である。
クライアントからは60年以上ある老舗の歴史を引き継ぐこと、そして昨今の新規ブランド立ち上げにより新たなイメージを打ち出していくこと、この相反する2つの御要望への回答が求められた。
そこで私たちは「レトロ(古)モダン(新)」という言葉をかかげ、職員の方々、出入り業者の方々が慣れ親しんだ平面計画と、既存壁面の大理石を一部残し、「木」を多用して今回のリニューアルで新旧の融合を図ること提案した。
「木」を主なマテリアルとすることで、エントランス空間に求められる絶対条件である人々を迎え入れる空間としての暖かさを得ることができる。
そして、「木」を用いた木質空間独自の人々を包み込むような大らかさが、老舗としての包容力の強さを感じさせ、会社が長い歴史で培ってきた様々な質を表現するものとなる。
また、「木」の柔質な表情が既存の石を主なマテリアルとし硬質な表情だった空間との対比となり、より効果的に会社としての変化を表現することを試み、会社としての今後の新たな展開をこのエントランスで表現し示唆するものとなるのではないかと考えた。
「木」は経年変化するマテリアルである。
今後、会社が積み重ねていく様々な歴史をこの木質空間が受け止め、会社と共に変化し、新たなイメージを作り上げていっていただければと思う。
大阪本町のオフィス街に位置するビル2階にオーダーメイドスーツを中心とした新規ブランドの第一店舗目を計画することになった。
大阪本町は金融業と繊維業が盛んな場所であり、クラシカルなスーツを着る人から、カジュアルパンツにジャケットスーツの人まで多種多様なビジネスファッションスタイルが見られる場所である。
そのため、従来のオーダーメイドスーツショップのような堅苦しく入りにくい敷居の高い場所では、この場所において集客が見込めないことは明解であった。
そこで私たちは、
お客様が店内に入ってきた時スタッフがすぐにお客様を察知できなくする為に、大きな空間を三つの小さな空間に分け、それぞれの空間からは隣の空間が直接見えないように計画した。
スタッフがお客様にすぐに声をかけてしまうことを防ぐことで、お客様がショッピングを気軽にできるようになる。
お客様に自由に安心して入れるショップとして認知してもらい、オーダーメイドスーツショップの敷居を下げることが狙いである。
「新旧をつむぐ木質空間」エントランス部分
繊維問屋や商社、証券会社、銀行が集中する大阪市の中心地にある
生地卸業を営む会社ビルのエントランスをリニューアルする計画である。
クライアントからは60年以上ある老舗の歴史を引き継ぐこと、そして昨今の新規ブランド立ち上げにより新たなイメージを打ち出していくこと、この相反する2つの御要望への回答が求められた。
そこで私たちは「レトロ(古)モダン(新)」という言葉をかかげ、職員の方々、出入り業者の方々が慣れ親しんだ平面計画と、既存壁面の大理石を一部残し、「木」を多用して今回のリニューアルで新旧の融合を図ること提案した。
「木」を主なマテリアルとすることで、エントランス空間に求められる絶対条件である人々を迎え入れる空間としての暖かさを得ることができる。
そして、「木」を用いた木質空間独自の人々を包み込むような大らかさが、老舗としての包容力の強さを感じさせ、会社が長い歴史で培ってきた様々な質を表現するものとなる。
また、「木」の柔質な表情が既存の石を主なマテリアルとし硬質な表情だった空間との対比となり、より効果的に会社としての変化を表現することを試み、会社としての今後の新たな展開をこのエントランスで表現し示唆するものとなるのではないかと考えた。
「木」は経年変化するマテリアルである。
今後、会社が積み重ねていく様々な歴史をこの木質空間が受け止め、会社と共に変化し、新たなイメージを作り上げていっていただければと思う。
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
---|---|---|---|
所在地 | 大阪府大阪市西区南堀江2-9-24-2F | ||
外部リンク | |||
代表者 | 一級建築士 武田憲昭 | 担当者 | インテリアデザイナー 吉澤生馬 |
業種・業態 | デザイン・設計・リフォーム・リノベーション | ||
坪単価 |
3万円-15万円
|
||
建築設計 | 可能 | スタッフ数 | 10人 |
資格・許認可 |
一級建築士事務所 大阪府知事登録 第24252号 管理建築士 武田憲昭 国土交通大臣登録 第334868号 一級建築士 1名 武田憲昭 |
このデザイン会社のその他の事例
アパレルに関連するその他の事例
この会社にお問い合わせ