敷地は上江別の平坦な住宅地の南西の角地に位置します。
四角い均質化された淡く特徴の薄い街並の中で歯科医院として地域の中で広く認識され人々が集まる”固有の場所”を創り上げる試みです。
登り梁で構成された大屋根の頂部東･南２面ハイサイドライトからやわらかな光が大屋根の下に配置された諸空間に降り注ぎ、診療室から光に包まれ時間によって変化する美しい木質の空間を感じます。
常に進化する医療設備を受け入れる建築は日々の光の中で訪れる人々に場所の持つ光や庭の風景の中で印象的な固有の魅力を感じられる空間となりました。