KTX archiLAB
兵庫県姫路市船丘町298-2 日新ビル2F
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回転寿司 力丸
カイテンズシ リキマル

この事例のコンセプト
数十年営業を続けている回転寿司店の改装案件です。
日本人が家族や友人と寿司を食べることに対して抱いている「特別感」「楽しさ」をより強めることのできる空間づくりを意識しました。
今回の改装は予算が少なく、いかに費用を抑えながら空間を生まれ変わらせるかが課題でした。テーブルなどは既存の天板の上に2cmの御影石を重ね、天井や壁は形を変えることなく、表面の色を変えただけです。しかし、吹抜けから700枚近い皿を吊ることで、今まで誰も見たことのない風景を創り出しました。
約700枚のお皿は、釣り糸によって1枚ずつ天井から吊下げられています。吊下げた後に全体の高さのバランスを微調整し、釣り糸を結んで固定しました。感覚的かつアナログ的な手法です。この作業は釣り好きの友人たちが手伝ってくれました。所々エアコンの風で強く揺れるお皿がありましたが、それはそれで面白いのでそのままにしておきました。
回転寿司という業態のシンボルとも言える、小さなお皿を空中に約700枚吊りました。これを見ただけで日本人なら誰でも、この店が回転寿司の店であることをすぐに理解できるでしょう。皿は2次元平面上(X,Y軸方向)では等間隔に配置されていますが、高さ方向(z軸方向)に動きを与えているため、下から見上げると大量のお皿が作りだす面が波打つ水面のように見えます。
日本人が家族や友人と寿司を食べることに対して抱いている「特別感」「楽しさ」をより強めることのできる空間づくりを意識しました。
今回の改装は予算が少なく、いかに費用を抑えながら空間を生まれ変わらせるかが課題でした。テーブルなどは既存の天板の上に2cmの御影石を重ね、天井や壁は形を変えることなく、表面の色を変えただけです。しかし、吹抜けから700枚近い皿を吊ることで、今まで誰も見たことのない風景を創り出しました。
約700枚のお皿は、釣り糸によって1枚ずつ天井から吊下げられています。吊下げた後に全体の高さのバランスを微調整し、釣り糸を結んで固定しました。感覚的かつアナログ的な手法です。この作業は釣り好きの友人たちが手伝ってくれました。所々エアコンの風で強く揺れるお皿がありましたが、それはそれで面白いのでそのままにしておきました。
回転寿司という業態のシンボルとも言える、小さなお皿を空中に約700枚吊りました。これを見ただけで日本人なら誰でも、この店が回転寿司の店であることをすぐに理解できるでしょう。皿は2次元平面上(X,Y軸方向)では等間隔に配置されていますが、高さ方向(z軸方向)に動きを与えているため、下から見上げると大量のお皿が作りだす面が波打つ水面のように見えます。
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
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所在地 | 兵庫県姫路市船丘町298-2 日新ビル2F | ||
外部リンク | |||
担当者 | 松本哲哉 | ||
業種・業態 | 店舗デザイン/建築設計/施工 | ||
坪単価 | |||
建築設計 | 可能 | スタッフ数 | 9人 |
資格・許認可 |
一級建築士事務所 特定建設業 |
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