カスタムオーダーファッション事業「 Fabric Tokyo」の企画・開発・運営を行っているアパレル企業のオフィスデザインです。
入居中のビルの他フロアへ増床を行い、新たな商品管理スペースとミーティングスペースをデザインしました。
１日複数回大量に届くスーツを管理し、配送作業を行う機能的な動線計画が求められると同時に、ブランドアイデンティティの発信の場としてのデザイン、不足している会議室が求められました。
商品の搬入搬出の量を考慮し極力出入り口側に効率的な収納及び作業スペースを配置し、奥のスペースに会議室を計画しました。
会議室は斜めに振りながら壁から３面独立させることで、さらに奥のセミオープンなスペースを生み出すことができました。
斜めにふった会議室はガラスでオープンにしつつ、アパレルブランドのもつSOHO感を印象付けるデザインとしました。
長い通路にはアートワークとして著名人のグラフィックを掲示し、ここが単に倉庫ではなくガレージからのスタートアップを隠喩したベンチャー企業らしいデザインに昇華させることができました。