2017年最初に造った荒木町店舗の
『多仁本』です

コンパクトなカウンター割烹

7坪に8席

小さな料理屋なので

茶室の様に落ちつく空間を意識して造りました

勿論コンパクトな店ですから

予算もコンパクトにまとめないといけないですから

建具はすべて古民具を使いました

桧のカウンターも

一枚物は無理だったので巾方向にjointして使いました

照明計画もシンプルにほぼペンダントだけでとっています

床は建築スラブに墨モルタル真鍮目地

厨房排気もシンプルに有厚扇で給気も厨房内で自然給気で

造作材は吟味して選びそれぞれの素材が協調し合って

いい雰囲気になる様に造りました

引き渡し後1年半
やっと撮影できました

お店も盛り上がって来て

予約とりにくくなって来ているようです

でもお店キレイに使っていただいてるな〜

このまま流行っていただいて

予約取れない店になっていくのかなと

うれしくも寂しくも複雑な親心の様な気持ちで

出来上がった写真を見ておりました（笑）