埼玉県さいたま市浦和区にあるフラワーショップ「フルール・ジラフ」改装の店舗デザイン。

外装のイメージとギャップのある既存の内装に対し、改装後はフレンチモダンなテイストを内装でも表現。前面道路からの見え方を意識し、フルール・ジラフ様が本来表現したい世界観を外装と内装の両方で統一することで、道行く人々に最大限訴求する計画としました。お花や花瓶をディスプレイする什器や棚は装飾性のあるモール材などを使用し、仕上げにはヴィンテージワックスを使用。

シャビーシックなディテールにこだわるとともに、鉱物の入った特殊塗料で天井と壁を刷毛で何度も塗り重ね塗装。光に反射し、適度なゆらぎをうむ店内は植物という自然のものを受け入れるにふさわしい空間となりました。塗装色は何パターンも試行錯誤し、植物が一番綺麗に見えるようこだわっています。

暮らしに彩りをあたえる空間として、浦和の人々に長く愛されることを願っています。