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東京都豊島区目白3-15‐11アランフェス目白103
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宏昇製作所 ショールーム

ヒロショウセイサクショ ショールーム

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店舗概要

  • 東京都渋谷区
  • 千駄ヶ谷
  • 家具メーカー ショールーム
  • 30 坪
  • スケルトン
  • 2022年工事完了

担当者

neighbor.inc

この事例のコンセプト

もともとオフィス向け家具メーカーの制作を主軸としてきた宏昇製作所が、自社のオリジナル家具を展開するプロジェクトとして、ブランディングを行いました。

空間のデザインあたり、主役となる家具の考え方から組み立てていきました。
まず、宏昇製作所の家具は、現代の空間に寄り添える家具として、 ミニマルな家具を展開しており、このコンセプトを空間にも落とし込もうと考えました。

「現代」という要素を内装という媒体で捉えたとき、現代建築でもっとも利用されているコンクリートを内装の仕上げとして表現に用いることを考え、建築の躯体をそのまま利用しました。経年変化し、古い墨が残ったこの建築躯体は、そのまま利用することで、「1961年に創業してからの宏昇製作所の時間 」を表現してくれると思いました。

エリアを分け、視界を調整するための間仕切りには、シアカーテンを合わせました。シアカーテンは透過性もあり、優しく空間をしきるだけでなく、建築躯体の粗さを和らげる効果もあります。

そして今回、展示される家具は基本的に床に置かれるものですが、「商材」という側面を考えた時に、床に置くという行為に違和感を感じ、床には綺麗なタイルを敷き、その四方を囲うように、砂利を用いることにより、床自体をステージと見立てることを考えました。同時に壁のコンクリートと、床の綺麗なタイルを緩やかに繋ぐ役割も果たすため、砂利はコンクリートの骨材となるものを選定しました。

空間を構成する要素は、素材感に変化をつけつつも、白〜グレートーンに統一したカラースキームを組みました。木工家具を中心に扱う「宏昇製作所」の家具が主役であり、それが置かれる「場」には木を利用せず、意匠という要素を極力排除し、ニュートラルな空間をつくりました。 色彩的にも質感的にも、家具と空間に対比を持たせ商品への視線誘導を意識しています。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
neighbor.inc
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所在地 東京都豊島区目白3-15‐11アランフェス目白103
外部リンク
代表者 小林圭介 担当者 小林圭介
業種・業態 設計・インテリアデザイン / ディレクション / プロダクトデザイン / グラフィックデザイン
坪単価
建築設計 - スタッフ数 3名

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