にぎやかな街の一角に、ふっと立ち止まって入りたくなる店。
今回手がけたのは、魚串と浅利おでんを楽しめる割烹スタイルの店舗です。

外観はレンガ造りの建物を活かしつつ、
無垢材の温もりとやわらかな間接照明で路地裏の雰囲気に溶け込むようデザイン。
店先を灯す丸型ペンダントライトが、街の喧騒から一歩離れた“隠れ家感”を演出しています。

店内は、焼き杉カウンターと格子貼りのタイルで奥行きと重厚感をプラス。
照明は明るすぎず、料理とお酒をより引き立てるトーンに調整しました。
赤と藍の張地を使ったスツールで、上質さの中に遊び心を添えています。

“街に寄り添う、だけど特別な場所”。
そんな空気感をデザインでつくり込みました。