大阪・京橋のにぎわいの中に、やさしい灯りと木の香りがふわりと漂う「寿司のたぬき」
PLUMPLANが設計・デザイン・施工まで一貫して手がけることで、**“街の喧騒からひと息つける、現代の寿司居酒屋”**をテーマに空間づくりを行いました。

外観は、骨太な木組みと大きな行灯をアクセントに、誰もがふらっと立ち寄りたくなる“暖かさ”を演出。
内装は、カウンターを中心に据えた昔ながらの寿司屋の所作や空気感を大切にしつつ、素材や照明計画によって現代的で洗練された雰囲気へとアップデートしています。

1階は活気あるカウンターと、通りを眺めながら楽しめるテーブル席。
2階は落ち着いた色調とゆとりあるレイアウトで、グループ利用にも対応する柔らかな空気感に仕上げました。

木材・左官・間接照明・天井の納まりなど、細部の質感を丁寧に積み重ねることで、
「居心地の良さ」「料理が映える明るさ」「長く愛される普遍性」
の3つを同時に成立させています。

“肩肘張らずに、いい寿司が食べられる”。
そんな店づくりを、空間から支えることを目指したプロジェクトです。