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有限会社イーストアンドウエスト
東京都新宿区西新宿2-3-3 KDDIアネックスビル1F
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大和屋 川越店

ヤマトヤ カワゴエテン

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店舗概要 大和屋 川越店のHPへ

  • 埼玉県川越市幸町8-3
  • 川越
  • カフェ コーヒー豆販売
  • 30 坪
  • リフォーム改装
  • 2012年工事完了

担当者

松本英明

この事例のコンセプト

日本の「和み」と「木炭焙煎」の哲学を空間で味わう

この店舗は、大和屋珈琲様が追求される「木炭焙煎」の静かなる熱意と、「世界の珈琲と日本のやきもの」を通じた和みの文化を、五感で感じていただく空間として設計されました。

伝統的な和の美意識を根底に持ちながら、焙煎豆が持つモダンな洗練さを加えることで、「新しく、どこか懐かしい」、心地よい居場所となることを目指しています。

1. 素材が語る「木炭のぬくもり」

キーマテリアル: 木炭の火力を連想させる、燻されたような深みのある木材や、自然の土の表情を持つ左官仕上げの壁を多用しました。

意図: 視覚的に心地よい落ち着きと重厚感を与えることで、コーヒーの品質に対する揺るぎない信頼感を表現しています。お客様には、空間全体からじんわりとした「和み」を感じていただけます。

2. コミュニケーションを生む「光の舞台」

ライティング: 珈琲豆の入ったガラス瓶、そして並べられた「やきもの」が最も美しく見えるよう、ライティングは緻密に計算されています。

効果: 宝石のように輝く豆と器がお客様の好奇心を刺激し、スタッフとの「対話」を自然に誘発するコミュニケーションをデザインしました。単なる陳列ではなく、商品にまつわる物語を伝えるための舞台装置です。

3. 珈琲とやきものの「調和の美」

機能美: やきもの展示スペースは、単なる棚ではなく、珈琲豆のカウンターと視覚的に連携するよう設計。「珈琲を淹れ、器を選ぶ」という一連の体験の流れを妨げない、流れるような動線を確保しました。

空間のテーマ: 珈琲を淹れる「静」と、お客様を迎える「動」が調和し、日本の「四季や風情」を感じさせる豊かな余白を持つ空間となりました。

このデザインは、大和屋珈琲様の「珈琲文化」を、店舗という形で深く、優しく、そして記憶に残るものとして具現化することに成功しました。訪れるすべてのお客様にとって、心和む、かけがえのない時間を提供し続ける空間となることを願っています。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
有限会社イーストアンドウエスト
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所在地 東京都新宿区西新宿2-3-3 KDDIアネックスビル1F
外部リンク
代表者 松本英明 担当者 松本英明
業種・業態 店舗プロデュース、店舗デザイン・設計、家具デザイン・設計
坪単価
4万円-7万円
デザイン設計料金 設備設計は含んでません。諸事情により変動いたします。
建築設計 - スタッフ数  2人

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