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株式会社 STUDIO MOUN 一級建築士事務所
福岡県福岡市中央区今川1-16-16
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GC Nagasaki Dental Station

ジーシーナガサキデンタルステーション

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店舗概要

  • 長崎県長崎市坂本1丁目8-33
  • 大学病院前
  • ショールーム(サービス)
  • 29 坪
  • スケルトン
  • 2023年工事完了

担当者

STUDIOMOUN一級建築士事務所

この事例のコンセプト

歯科材料メーカー「GC」の長崎ショールームの計画である。
歯科料メーカーとして2021 年に創業100 周年を迎えた同社は、
歯科医院の営業に欠かすことのできない材料の開発から製造まで行っており、国内のみならず世界的にもシェアを獲得している。
今回の計画は、100周年事業の一貫である全国の営業所リブランディングの第一弾として位置付けられていた。

これまでのショールーム兼事務所はビルの2 階にあったため、認知しにくいことが課題であった。
加えて、今回1 階テナントにショールーム(2 階はオフィスとして計画)をつくることになったが、
広さは15 坪ほどであり、機材を見せる上で十分なスペースが取れないことも課題として浮かび上がってきた。

まず、視認性を向上するため、製品の見え方を重視し、ショールームのショーケース化を図っている。
継ぎ目のない一枚のガラスでファサードを構成し、通りからもショールームを見通せるようにした。
また、長さ6000 ㎜のライン照明を8 本設置し、日中でも明るい照度を確保。
斜めに設置することで、外部からも明るさをより感じやすい計画とした。

夜間は光源をダウンライトに絞ることで製品が浮かび上がり、文字通りショーケース化している。
インテリアではボリュームのある機材を配置するために、「線材のフレーミング」による空間構成を考えた。
特にレントゲン機器は、歯科医院での最低設置寸法を体感するための2m の平面空間が求められていたため、
面ではなく線として解くこととした。面をつくると途端に空間化してしまうからである。
ショールームの最奥にある滅菌器などの機材類も汚染度を示すゾーニングと共に配置し、フレーミングによる機材のショーケース化を図った。

素材については、内外共に試作を繰り返したステンレスのバイブレーション仕上げを多用している。
経年変化を起こしにくく、ギラつかない品のある素材を用いることで、メーカーのブランドイメージを表現した。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
株式会社 STUDIO MOUN 一級建築士事務所
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所在地 福岡県福岡市中央区今川1-16-16
外部リンク
代表者 古城龍児 小畑俊洋 担当者 古城龍児
業種・業態 空間デザイン・設計・ブランディング
坪単価
建築設計 可能 スタッフ数 4人
資格・許認可 German Design Award・GOLD(最優秀賞)
iF DESIGN AWARD 2024
日本空間デザイン賞 short list
福岡県木造・木質化建築賞 奨励賞
JID AWARD Interior Product 部門入賞
ウッドデザイン賞
JID AWARD NEXT AGE 部門賞

一級建築士事務所
福岡県知事登録 第1-61805号

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