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東京都港区北青山1-3-3三橋ビル 3階
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Salon_H
ハイマー
事例のコンセプト
原宿と外苑前の中間に位置し、商業エリアの賑わいから一歩奥に入った住宅と小規模店舗が混在する地域に計画した、新規開業の美容室「HEIMER」の計画。通りに対して過度に主張することなく、感度の高い人々が静かに集うこのエリアの特性を踏まえ、落ち着きと質の高さを両立する空間が求められました。
オーナーが独立開業する新規サロンであり、技術提供の場であると同時に、空間やプロダクトを含めた総合的な体験の質を高めることを計画の主眼としています。滞在中に落ち着いて過ごせる環境を整え、ホテルのラウンジのような静かで整った質感を持つ空間を目標としています。
サロン名の由来となる古ノルド語の響きが持つ「大地」や「世界」というイメージを手がかりに、使用する素材の成り立ちや性質に着目しました。
平面・断面ともにシンプルな骨格とし、素材の種類を絞ることで空間の輪郭を明確にしながら、端部や接点、見切りなどの納まりに精度を持たせました。装飾的な要素に頼らず、素材そのものの質量、硬さ、肌理がそのまま空間の印象を決定づける構成としています。
ファサードを形成する土壁は刷毛引き仕上げとし、地層が重なるような表情を持たせました。表面に施したエンボスのサインは掘り起こした土肌の質感を参照し、壁面と一体化するようにデザインとしています。
約2億年前の地層から採掘される天然ライムストーンを用いたカウンターは、空間の中心となる要素です。石の厚みと重さがそのまま伝わるよう角部は勝ち負けをつけない納まりとし、大きな塊としての存在感を保ちながら、端部が視覚的なアクセントとなるよう調整しました。
シャンプースペースとの境界壁には、伊勢湾北部の古湖堆積粘土に由来する白粘土を用いたタイルを採用しました。手仕上げでわずかに明度差を持たせ、均質になり過ぎない面をつくることで、視線の移動に対して細かな変化が生まれるようにしています。
奥に配置したシャンプースペースは木を基調とした仕上げとし、石や土を用いた前室とは質感を切り替えています。音や光の環境も変わるため、空間の奥へ進むにつれて落ち着きが増す構成としています。
エントランス付近に設置した既成のスピーカーは機器として隠さず額装し、空間を構成する要素として扱いました。背面にはカウンターと同じ天然石と和紙を用い、光と音の広がりが同時に感じられるオブジェクトとして設えています。来訪者が最初に体感する要素として、視覚と聴覚の両面から空間の性格を提示する役割を担っています。
そのほか、タイル目地、モルタル巾木、ステンレス巾木、アール天井といった、関係し合う要素のラインを揃えることで、異なる素材同士の取り合いにおける線の通りを細かく調整しています。
素材の成り立ちや性質を見極めながら選定し、それらが重なり合う中でも静謐さが損なわれないよう細部の精度を追求することで、訪れる人にとっても働く人にとっても、単に髪を整える場所ではなく、美しさと向き合う時間を支える特別な場として成立させています。
オーナーが独立開業する新規サロンであり、技術提供の場であると同時に、空間やプロダクトを含めた総合的な体験の質を高めることを計画の主眼としています。滞在中に落ち着いて過ごせる環境を整え、ホテルのラウンジのような静かで整った質感を持つ空間を目標としています。
サロン名の由来となる古ノルド語の響きが持つ「大地」や「世界」というイメージを手がかりに、使用する素材の成り立ちや性質に着目しました。
平面・断面ともにシンプルな骨格とし、素材の種類を絞ることで空間の輪郭を明確にしながら、端部や接点、見切りなどの納まりに精度を持たせました。装飾的な要素に頼らず、素材そのものの質量、硬さ、肌理がそのまま空間の印象を決定づける構成としています。
ファサードを形成する土壁は刷毛引き仕上げとし、地層が重なるような表情を持たせました。表面に施したエンボスのサインは掘り起こした土肌の質感を参照し、壁面と一体化するようにデザインとしています。
約2億年前の地層から採掘される天然ライムストーンを用いたカウンターは、空間の中心となる要素です。石の厚みと重さがそのまま伝わるよう角部は勝ち負けをつけない納まりとし、大きな塊としての存在感を保ちながら、端部が視覚的なアクセントとなるよう調整しました。
シャンプースペースとの境界壁には、伊勢湾北部の古湖堆積粘土に由来する白粘土を用いたタイルを採用しました。手仕上げでわずかに明度差を持たせ、均質になり過ぎない面をつくることで、視線の移動に対して細かな変化が生まれるようにしています。
奥に配置したシャンプースペースは木を基調とした仕上げとし、石や土を用いた前室とは質感を切り替えています。音や光の環境も変わるため、空間の奥へ進むにつれて落ち着きが増す構成としています。
エントランス付近に設置した既成のスピーカーは機器として隠さず額装し、空間を構成する要素として扱いました。背面にはカウンターと同じ天然石と和紙を用い、光と音の広がりが同時に感じられるオブジェクトとして設えています。来訪者が最初に体感する要素として、視覚と聴覚の両面から空間の性格を提示する役割を担っています。
そのほか、タイル目地、モルタル巾木、ステンレス巾木、アール天井といった、関係し合う要素のラインを揃えることで、異なる素材同士の取り合いにおける線の通りを細かく調整しています。
素材の成り立ちや性質を見極めながら選定し、それらが重なり合う中でも静謐さが損なわれないよう細部の精度を追求することで、訪れる人にとっても働く人にとっても、単に髪を整える場所ではなく、美しさと向き合う時間を支える特別な場として成立させています。
この事例を手掛けた会社の概要
| 社名 | |||
|---|---|---|---|
| 所在地 | 東京都港区北青山1-3-3三橋ビル 3階 | ||
| 外部リンク | |||
| 代表者 | 日野達真 | 担当者 | 日野達真 |
| 業種・業態 | 店舗・オフィス・住宅デザイン設計 / グラフフィックデザイン / ブランディング / コンサル | ||
| 坪単価 | |||
| 建築設計 | 可能 | スタッフ数 | 3名 |
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