マッチングサービス利用者の声　詳細

「日本でパニッサ屋をやろう。」
数年前、イタリア人の旧友が突然こんなことを言い出したことが、出店のきっかけです。
パニッサとは何だろうか。
初めはそんなところから始まりました。パニッサとは、イタリア北西部の郷土料理です。
彼の地元では、庶民に慣れ親しまれている料理らしく、是非とも日本にも広めたいということでした。

私も彼も、まったく飲食店の経験が無かったため、何からやって良いか全くわかりませんでした。
とりあえず、去年の秋くらいに、インターネットで物件情報を検索することから始めました。
特にこだわりが無く、気になった物件があれば、内見に行きました。
こちらの物件については、飲食店.comで見つけました。
浅草の小道を入ったところにある、アイスクリーム屋の居抜き物件でした。
2.5坪の2階建の建物で、立地条件も良かったので、内見したところ、そのまま出店できそうなくらい造作の状態が良かったので、すぐに申し込みを入れました。
路面にテラスを設けるという点で交渉が難攻し、取得に時間がかかってしまいましたが、7月初旬に無事契約することができました。

飲食店.comを利用している際に、店舗デザイン.comのマッチングサービスを知りました。

物件の目処がついていた訳ではなかったのですが、飲食店の経験がまったくなかったので、早い段階でプロの方の意見を伺いたいと思い、デザイン会社マッチングサービスを利用しました。
登録すると、16社のデザイン会社から、エントリーを頂きました。
初めは、小さいバールやテイクアウトの店の実績があるかどうかという観点で、5社に絞りました。
その時にはすでに、物件も決まっていたので、実際に5社と面談してデザイン案を提案して頂きましたが、どのデザイン案も魅力的で、選ぶのがとても大変でした。
今回最終的にアークフィールさんに依頼した決め手は、店舗デザイン.comの中に掲載されている、アークフィールさんが手がけたイタリアンバールの事例でした。たった4坪の中にイタリアが成立していることに衝撃を受けました。
こんなお店にして頂きたいと思い、アークフィールさんに依頼しました。
デザインについては、アークフィールさんと相談しながら決めていきました。
今回、前テナントのアイスクリーム屋の雰囲気を残した店にして頂きたいとお願いしたこともあり、造作については、ほとんどのものをそのまま利用しました。改装箇所は、看板、デッキ、カウンターを設置し、外壁塗り替えくらいです。
また、路面にテラス席を設け、お酒を飲みながらパニッサを楽しんでもらえるようにして頂きました。
低予算の中で、イメージ通りのお店を作って頂き、大満足です。
アークフィールさんに依頼して本当に良かったです。
これからは、この店を拠点にして、パニッサという食べ物を、日本に広げていきたいと思っています。
まずは、浅草の地元の方に気軽に食べにきて頂きたいと思います。

施工についても一貫してアークフィールさんに依頼しました。
物件の契約の関係で、着工がかなり遅れてしまいましたが、7月5日に着工し、何の問題もなく1週間程で完了しました。
飲食店初心者の私たちでしたが、アークフィールさんのおかげで、なんとかオープンすることができました。