有限会社吉造建築デザイン
福岡県福岡市中央区赤坂3-6-42エバーライフ赤坂1F
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梅園 うめかおる・えんじ
バイエン

この事例のコンセプト
繁華街にあるバーなら、外の世界との隔絶を念頭に置いて設計すればいい。
街が「喧噪」であれば「静寂」でいいし、扉の外に「苛立ち」を感じるなら「癒し」をコンセプトに設計すればいい。
しかし、宿泊施設に併設されるバー、特に日本旅館のバーの場合は、その旅館が持つ雰囲気と同じ方向で設計する必要があり、さらに、その旅館が持つ独自の世界の凝縮、あるいは増幅する空間づくりが求められる。
ここ「名苑と名水の宿・梅園」は1万坪の庭がゲストを迎える老舗の温泉旅館。
その庭を見渡す位置に建つ「うめかおる」は、庭園の四季と調和し、庭園の表情をゲストに深く印象付ける役割を持つことになる。
「うめかおる」の1階はプライベートブランドや地元に縁のある食品や雑貨を扱うセレクトショップ。その2階に、昼間はカフェ、夜はバーの「えんじ」がある。
木の箱の上に白い布をかぶせたような建築外観。
庭園と調和しつつも、くっきりと自らの存在を主張している。
大谷石のステップを登ると、えんじ色のバー・エントランスが出迎える。
中に入ると、ひな壇式の二層カウンター。
旅館に求められる秘匿性を確保しながら、ライトアップされた庭園を、すべての席からワイドに見せるための工夫だ。そして自然の森と呼べるほどの庭園を生かしきっている。湯布院にまた一軒、日本旅館とその価値を高め合うベストバーが生まれた。
街が「喧噪」であれば「静寂」でいいし、扉の外に「苛立ち」を感じるなら「癒し」をコンセプトに設計すればいい。
しかし、宿泊施設に併設されるバー、特に日本旅館のバーの場合は、その旅館が持つ雰囲気と同じ方向で設計する必要があり、さらに、その旅館が持つ独自の世界の凝縮、あるいは増幅する空間づくりが求められる。
ここ「名苑と名水の宿・梅園」は1万坪の庭がゲストを迎える老舗の温泉旅館。
その庭を見渡す位置に建つ「うめかおる」は、庭園の四季と調和し、庭園の表情をゲストに深く印象付ける役割を持つことになる。
「うめかおる」の1階はプライベートブランドや地元に縁のある食品や雑貨を扱うセレクトショップ。その2階に、昼間はカフェ、夜はバーの「えんじ」がある。
木の箱の上に白い布をかぶせたような建築外観。
庭園と調和しつつも、くっきりと自らの存在を主張している。
大谷石のステップを登ると、えんじ色のバー・エントランスが出迎える。
中に入ると、ひな壇式の二層カウンター。
旅館に求められる秘匿性を確保しながら、ライトアップされた庭園を、すべての席からワイドに見せるための工夫だ。そして自然の森と呼べるほどの庭園を生かしきっている。湯布院にまた一軒、日本旅館とその価値を高め合うベストバーが生まれた。
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
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所在地 | 福岡県福岡市中央区赤坂3-6-42エバーライフ赤坂1F | ||
外部リンク | |||
代表者 | 合田吉裕 | 担当者 | 鈴木真由 |
業種・業態 | 店舗設計・デザイン・施工・監理 | ||
坪単価 | |||
建築設計 | - | スタッフ数 | 6人 |
資格・許認可 | 福岡県知事許可(般-30)第112159号 |
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テーパーを取った門型にシウリ材を張り付けた外観。庭園旅館「梅園」の敷地内にたつ「...続きを読む
テーパーを取った門型にシウリ材を張り付けた外観。庭園旅館「梅園」の敷地内にたつ「うめかおる」。隠す