浄正橋交差点より東、裏通りに面した木造建物のコンバージョン。
和食とイタリアンを同じ素材から調理方法を変えて提供している。
構造体がスケルトン化された状態をそのまま生かし、上から和紙にインクを落とした時に滲み広がるように、飲食の機能を落とし広げていく。この、『滲み』をコンセプトに、エレメントとして空間を構成。切り絵の光による残像、左官の墨染め、竹の煤染め、ガラスの屈折。素材に一手間かける事で、表情豊かに、また華やかにもなる。店名の「Wai」 は、和 and 伊の最初のスペルを組み合わせたもの。Waiからの賑わいが、街へと滲み広がっていく。