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株式会社セイタロウデザイン金沢
石川県金沢市昭和町7番5号+CREW 3階
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雨庵

ウアン

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店舗概要

  • 石川県金沢市
  • 金沢
  • ホテル
  • 1,000 坪

担当者

キーワード

宮川 智志

この事例のコンセプト

「金沢の雨」まで、旅の魅力になるホテルを。


金沢という土地に本当に求められるホテルとは何か。「弁当忘れても、傘忘れるな」と言われているほど雨の多い街、金沢。美術館も多く、文化成熟度が高い街。町屋やお茶屋遊びなど、古い文化や町並みが未だ色濃く残る街。そんな街の中で、雨庵は三つのコンセプトによって作られています。

1.観光にとってデメリットである雨を、金沢の土地性として逆説的に魅力にすること。
2.お茶屋遊びに代表される、閉じられた宿泊者だけの豊かな空間を作ること。
3.金沢の土地と観光客の文化的結節点となること。

雨が多い街であるからこそ、体験価値を充実させた共用部とサービス。このホテルでしか鑑賞ができない、著名な作家の雨にまつわるアートや、伝統文化である志野流香道若宗匠が監修した特別な香りのおもてなし。土地性を最大限に取り込んだ、木質化した内装と、エクスクルーシブな体験を提供する閉じられた設計やこだわり抜いたタイプフェイス。建築、インテリア、アート、サービス、名称、ロゴ、サイン。一貫したクリエイティブディレクションを通じて、ホテルに泊まるという行為自体が金沢観光における文化体験価値になるホテルを目指しました。

雨の金沢を最大限に味わえるよう、ハードとソフト双方からデザインされています。共用ラウンジは、金沢のお茶文化を愉しんだり、伝統工芸の体験教室を開催したり、ギャラリーとして機能したりと様々なコンテンツを包括しています。「天下の書府」と呼ばれた金沢を感じることができるよう、多様な書籍を用意したブックスペースも併設。オーダー家具のラウンジデスクは、多様な使い方を想定し、下部にスツールが内包できるよう設計。空間の用途を限定しない可動式とし、様々な取り組みを実施できるよう設計されています。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
株式会社セイタロウデザイン金沢
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所在地 石川県金沢市昭和町7番5号+CREW 3階
外部リンク
担当者 宮川智志
業種・業態 デザイン・設計のみ
坪単価
建築設計 可能

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