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女性客にも人気! “大衆酒場系”の内装デザインがウケる背景とメリット

客も店もWin-Winの“大衆酒場系”内装デザインとは?

最近街を歩くと目につくようになったのが、大衆酒場っぽさを演出するごちゃごちゃとした賑わい感ある内装の店舗。居酒屋だけでなくバルやビストロも「大衆」を謳うなど、まさに最近のトレンドとも言えるスタイルになっています。

一見、懐古主義的にも思える“大衆酒場系”内装デザインは、流行であるとともに、店舗経営者から、そしてお客からも支持される確かな理由が。そこで、ここでは近年の大衆居酒屋ブームや横丁ブームなどにも後押しされ、流行りのスタイルとなっている“大衆酒場系”内装デザインの持つ魅力やメリット、支持されている理由について考えていきます。

“大衆酒場系”の内装が客から支持される4つの理由

安っぽいパイプ椅子やビール箱を使った客席など、まるで昭和を彷彿とさせる店舗内装に象徴されるように“大衆酒場系”内装デザインはお客にとって気軽に、肩肘張らずに過ごせる雰囲気なのが特徴です。

大衆酒場系の店舗が集客に成功している主な理由は次の4つ。

1、気軽さ
2、懐かしさ(年配客にとって)
3、物珍しさ(若い女性客にとって)
4、楽しい時間が過ごせそうな期待感

若い女性にとっては、なんだか珍しい雰囲気のお店であり、中高年世代にとっては懐かしさを感じさせる“大衆酒場系”内装デザインは、まさに老若男女から愛されるデザインなのです。

Photo by iStock.com/Sean_Kuma

『大衆酒場系』内装デザインのメリット

お客に対して「楽しい時間が過ごせるのでは?」と期待感を抱かせる“大衆酒場系”内装デザインですが、店舗経営という面からも、さまざまなメリットがあります。

1、内装コストが低コストで済む

“大衆酒場系”内装デザインの大きなメリットの一つが、内装コストが低く抑えることができるという点です。出店時のイニシャルコストをいかに減らすかは経営者の腕の見せ所とも言える重要課題。その点、大衆酒場系のデザインは、イニシャルがかからず、出店時のリスクや負担を軽減することが可能になります。

2、回転率が高められる

来店客数と客単価によって売上が変動する飲食店において、客数・客単価を高めていくことは重要な課題です。決して座り心地がいいとは言えないチープな作りの椅子などが並ぶ大衆酒場系の店舗は、客数を伸ばすための回転率アップに貢献する内装デザインです。

3、賑わい感の創出

「行列のできる店は行列を呼ぶ」という現象からも分かる通り、客にとって賑わい感のある店は、「人が入っているからいい店なのではないか」という期待感を抱かせ、来店へとつなげる力があります。あえて客席同士を近く配置し、ごちゃごちゃとした雰囲気が特徴の“大衆酒場系”内装デザインは、まさにこの賑わい感を創出するための演出として最適です。

“大衆酒場系”内装デザインの具体例

それでは、実際に『大衆酒場系』と呼ばれる内装デザインとはどのようなものがあるのか、実例をもとに見てみましょう。

1、串焼・やきとん けむり(東京都足立区) 坪面積15坪にもかかわらず、客席数30隻以上を実現している『串焼・やきとん けむり』は幅広い世代が気軽に足を運べる雰囲気の店内空間を実現。「安い」「気軽」という店のコンセプトをデザインにも落とし込んだ店内は、提灯やポスターが並んでいます。

2、大衆ビストロ料理とBeer&Wine びすとろう)

坪面積24坪の『大衆ビストロ料理とBeer&Wine びすとろう』は、古民家を改装したレトロな外観とこぢんまりとしたカウンターや8名まで座れるテーブル席、宴会にも使える座敷で構成されています。
壁には、手書きのイラストが並び、テーブル席のチェアはあえて不揃いにすることでごちゃっとした雰囲気を演出。気軽に使えるビストロやバルは、ヨーロッパでも大衆に愛されている店舗。その良さをうまく古民家を活用することで再現しています。

“大衆酒場系”内装デザインは、気軽に足を運べる親しみやすさと懐かしさ、珍しさから幅広い世代の客から支持を得ています。ワイワイと盛り上がることのできる空間は繁盛店のキーワードの一つだからこそ、賑わいを創造でき、イニシャルが低コストで済む『大衆酒場系』は経営者の理想の店舗の形と言えるのではないでしょうか?



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