店舗の内装工事にかかる費用は?【業態ごとの坪単価と安く抑えるコツ】
2021年2月15日

店舗の内装工事、かかる費用の種類とは?
大きな金額となる内装工事費。費用にはどんなものが含まれているのか、まずは内訳を見てみましょう。■デザイン設計
内外装のデザインや動線、レイアウトを決め、店舗のイメージ図を作成する費用です。内装工事やデザイン設計を専門に行う会社に依頼します。■設計監理
施主の要望を形にする「設計」と、設計通りに工事が進められるかチェックする「監理」にまつわる費用を「設計監理料」といいます。■内装・設備工事
床や壁、天井の仕上げ、電気、水道、ガス、ダクトなどの設備工事にまつわるさまざまなものが含まれます。飲食店であれば厨房工事費、美容室であればシャンプー台の設置に伴い、配水管を通すために床揚げ工事が必要になる場合も。業態によって必要な設備は異なるので、開業するお店に何が必要かを専門家と相談しながら書き出してみましょう。店舗の内装工事にかかる費用は?
内装工事費用の坪単価は、30~50万円が相場のようです。ただし、業態ごとに価格差はあります。では、具体的にどの業種で、どれくらいの金額が必要になるでしょうか。デザイン料金・施工料金を合わせた金額平均は次の通りです。店舗の内装工事費用、業態ごとの坪単価
- 理容・美容室:35万円~41.2万円
- 喫茶・軽食(カフェ):40万円~44.2万円
- レストラン・ダイニングバー:46.4万円~50万円
- エステ・マッサージ:26.3万円~37.7万円
- アパレル:30万円~35.4万円
- 病院・医院:33.3万円~41.2万円

店舗の内装工事費用を安く抑える方法とは?
開業には費用がかさむので、できるかぎり節約したいところ。費用を抑えるには、どうすれば良いのでしょうか。まず知っておきたいのが、「居抜き物件」を活用することです。一般的に、ある程度設備が残っている「居抜き物件」は、設備が何もない「スケルトン物件」に比べて内装費用が安く、工期も短くなる可能性があります。
また、高級感があるデザインの場合、費用もかさむ傾向にあります。天井や床材など、目立たないところの素材を再検討してみる、インテリアをリサイクル品で探してみる、一部をDIYするといった、予算内に収まる工夫をしてみましょう。
助成金や補助金を利用するのも手。地域によっては自治体が用意する助成金・補助金制度もあるので、上手に活用しましょう。
とはいえ、内装は店の印象を決める重要なポイント。費用を抑え過ぎて、イメージしたものとズレてしまっては本末転倒です。コストダウンできる部分はしっかり抑えつつ、必要なところにはきちんと投資しましょう。
内装会社によって得手・不得手があり、同じ内装工事でも見積もり額が大きく変わることもあります。予算を超えてどうしようか悩んでいるのなら、複数の内装会社に見積もりを取ってみるのもおすすめです。見積もりだけなら無料という場合も多いので、気軽に相談し、イメージに合った内装デザインを完成させましょう。
店舗デザイン.COMでは、500社を超えるデザイン・内装会社をご紹介しています。早期から相談することで、内装費用に関しても、プロ目線でのアドバイスを聞くことができます。「複数の内装会社から見積もりを取りたい」「どこに依頼すれば良いか分からない」という方は、店舗デザイン.COMのデザイン会社マッチングサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
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