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店舗デザインで知っておきたい「商品の見せ方」。ディスプレイとレイアウトのコツ

画像素材:PIXTA
店頭販促において、商品の並べ方はとても重要。並べ方を少し工夫するだけでお客様の目に留まりやすくなり、売上アップにつながる可能性が高まります。しかし、せっかく手間をかけて売り場を作ったのにも関わらず、なかなか商品が売れずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。お客様が商品を手に取りやすい売り場とはどんなものなのか、今回は商品の並べ方やレイアウトのポイントについて紹介します。

ディスプレイの基本とは?

まずはディスプレイの基本を押さえておきましょう。

■コンセプト

ディスプレイを作るにあたって大切なのが、コンセプト。自店のコンセプトを改めて見つめ直し、売り場の世界観を作っていきましょう。ディスプレイや装飾をコンセプトと合わせることで統一感が出て、商品の見やすさがアップします。

イメージが沸かない方は、ディスプレイに季節感を取り入れてみるといいかもしれません。春なら桜、夏なら向日葵や海、秋なら紅葉やハロウィン、冬なら雪やクリスマスなど、装飾・限定アイテムを意識して売り場づくりをしてみるのはいかがでしょうか。

■グルーピング

「グルーピング」とは、商品を陳列する際に、同じカテゴリーや同じ価格などである程度のまとまりを作り、演出する方法のこと。商品同士の境目をはっきりさせることで、商品がより見やすくなります。

■フェイシング

商品のパッケージの部分である「フェイス」を揃えることを「フェイシング」といいます。商品名や特徴など、伝えたい情報が視覚に入りやすいようディスプレイすることで、お客様が商品を選びやすくなります。
画像素材:PIXTA

■色づかい

色数の多い売り場は、なかなか落ち着かないもの。色相環(赤→橙→黄→緑→青→紫の順に色の変化をつなげて輪にしたもの)に沿って薄いものから濃いものを並べることが基本ですが、ほかにも対象の位置にある色と合わせると変化を演出できます。

■POP

POPに紹介文を書くことで、どんな商品かお客様に伝わりやすくなります。また、情報は多いよりも少ない方が引き立つことも。効果的な文言にするためには、自店のターゲット層に響く商品は何なのか、ターゲットが知りたい情報はどのようなものなのかを考えた上でポップに書く情報をまとめましょう。

例えば、ファミリー層が多い地域であれば「家族で一緒に使うことができる〇〇」「お子さんも使いやすい!」など、想定するターゲットに合わせたキャッチフレーズをつけることで、より関心を引き付けることができます。

■ゆとりある空間

商品はたくさん置いてあればいいというものではありません。陳列棚いっぱいに商品を詰めこむのではなく、ゆとりを持たせながら商品を並べることで、お客様が手に取りやすくなります。

知っておきたい、並べ方のレイアウトのコツ

お客様が店舗の陳列されている棚を見る時、最初に目を向けやすいのが棚の中央あたりだと言われています。また、日本人の場合は右利きが多く、比較的右側の商品を手に取る人が多いという傾向も。特に売りたい商品があれば、棚の中央付近や右側に配置してみるのがおすすめです。

販売スペースがあまり取れない場合は、ワゴンやザルなどに投げ込むように入れて陳列する「投げ込み陳列」に挑戦してみてはいかがでしょうか。注目してもらいたい商品は目立つ陳列棚に、セール品などは投げ込み陳列に、と分けて設置するのも一手です。

商品の陳列を工夫することは売上アップにつながるだけでなく、地震や事故にも強い安全な店づくりにもつながります。お客様や従業員が誤って怪我をしないように、重い商品は下のほうに置いたり、商品と商品の間隔をしっかりと設けたりと配慮しましょう。

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