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飲食店の内装費用はどうやって決まるの? 費用の内訳や予算の組み方、注意点を解説

画像素材:PIXTA
飲食店を開業する際には、内装工事の費用が発生します。居抜き物件であれば最低限の内装工事で済むかもしれませんが、スケルトンの物件から内装工事を行う場合には、ある程度の予算を準備する必要があります。内装工事費用の項目を交えながら、予算の組み方や注意点を紹介します。

意外とかかる! 内装工事の費用

飲食店の開業時に最も資金が必要になるのは、内装工事です。開業資金の4割程度かかると言われています。

また、一口に内装工事と言っても「デザイン費」「材料費」「施工費」など、かかる費用はさまざま。さらに実際に工事を行う際には、デザイナーや施工会社はもちろんのこと、電気や水道の専門業者なども出入りすることになり、その「人件費」もかかります。

思っていたより費用がかさむことも少なくないため、工事を発注するときには費用の内訳をきちんと確認し、予算オーバーにならないように気を付けましょう。

内装費の予算の組み方と目安

内装工事はお金をかけようと思えばいくらでもかけられるため、キリがありません。店のコンセプトを表現するためにも内装にこだわることは大切ですが、工事費をかけすぎて開店直後の資金がなくなっては本末転倒です。

飲食店開業のために、まずは運転資金をしっかり確保することを意識しましょう。運転資金は、お店の固定費の半年分ほどが目安です。最初に運転資金を分けておき、それをキープしておくのが良いでしょう。

カフェ、レストラン、バーなど、業種によって多少の差はありますが、内装工事の費用は1坪40~60万円程度が目安。ただし、スケルトン物件を契約して水道管工事や業務用電源を新たに用意する必要がある場合は、費用がさらにかさむ可能性があります。

居抜き物件の内装をそのまま使用するのであれば内装工事費は不要となりますが、「カウンターを撤去したい」「厨房を拡張したい」などの希望がある場合は、余裕をもって予算を用意しておきましょう。

いずれにしても、物件契約前に内装会社にも下見を依頼し、内装工事費の概算見積もりを取ることが大切です。自分の希望と予算を照らし合わせ、見合わない場合は物件の再検討や、内装の妥協点の模索などを行い、節約できる部分を探してみましょう。
画像素材:PIXTA

内装工事をスムーズに進めるコツは?

内装の概算見積もりをクリアし、物件を契約できたら、すぐにデザイン・図面作成を進めてもらうのが理想です。飲食店開業を決めたら、早い段階で内装のイメージを固めておきましょう。

デザインを進める際には、デザイン会社、施工会社の順に依頼します。デザイン会社に依頼する際は予算に幅をもたせるため、「より理想に近いデザイン」と「予算を落としたシンプルなデザイン」の二通りを用意し、両方で見積もりを出してもらいましょう。

デザインが決まったら、施工会社に見積もりを取ります。同じデザインで、複数の会社に相見積もりを取ることも忘れずに行いましょう。業者選びでは、金額はもちろん、業者の印象や対応の良し悪しを見極めることもポイントです。

予算が厳しい場合は、費用削減プランや予算を抑えるコツなどを積極的に提案してくれる業者を選ぶと安心。壁を塗ったり、清掃業務を手伝ったりすることで、少し金額を下げてくれることもあります。

費用の支払いについては、多くの場合、工事着手前に全体の1/3~1/2程度を支払います。残金は工事が無事に終了し、引き渡しが終わり、営業開始後問題がなければ支払うようにすると、リスクを減らすことが可能です。業者とも相談しながら、慎重に進めましょう。

内装工事費用は「物件の状態」「内装デザイン」「施工業者」「物件の立地」などに大きく左右されます。店舗のコンセプトに合った理想の内装を追求することも大切ですが、開業資金とのバランスを冷静に見極めることが重要です。

開業時には最低限の工事にしておき、経営が軌道に乗ってからインテリアや家具を買い足す方法もあるため、こだわりすぎて無理をしないように気を付けましょう。あらかじめ予算上限を決めておき、それを超えないように調整してみてください。

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