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飲食店でテイクアウトを始める場合、内装はどうすべき? 専用スペースの作り方

画像素材:PIXTA
最近、テイクアウトができる飲食店が多く見られるようになりました。新型コロナウイルス感染症の影響で外食を控える人でも、テイクアウトであれば美味しいものを自宅で気軽に楽しめますし、テイクアウト商品は軽減税率の対象にもなっているため、利用する人にとっては嬉しいサービスといえるでしょう。そんなテイクアウトを飲食店が導入するためには、どんな工夫が必要なのでしょうか。テイクアウトの始め方やテイクアウト用のスペースの作り方などをご紹介します。

テイクアウトを始めるためには特別な許可が必要?

すでに飲食店として経営しているお店が新たにテイクアウトサービスを始める場合、同じ調理場で調理したものを販売するのであれば、これまで通りの飲食店営業許可で問題ありません。しかし、デザート用に用意していたケーキやパン、アイスクリーム、さらに自家製ハムなどは、衛生管理上の問題から新たな許可が必要なケースがあります。迷う場合は、最寄りの保健所に相談してみましょう。

またドリンクのテイクアウトも要注意。お酒を販売する場合、酒類販売業免許が必要と酒税法で定められています。飲食店が取得するには、飲食スペースとは別に専用の販売スペースを設けなくてはならず、大掛かりな内装工事が必要になる場合も。そのため、すでに経営している飲食店で店内の飲食と並行しテイクアウトをスタートさせる場合、飲料はソフトドリンクに絞るのがおすすめです。

テイクアウトスペースの作り方は?

すでに飲食店を経営している場合は、店内で食事をされるお客様や普段の作業動線の邪魔にならないように注意しながら、テイクアウト用のスペースを確保したいところ。テイクアウト用のスペースの作り方のポイントをご紹介します。

■注文&待ちスペースを作る
多くの飲食店の場合、レジ付近にあまり広いスペースは設けていないのではないでしょうか。席会計を取り入れている飲食店であれば、ほとんどスペースがないことも。しかしテイクアウトを始めるのであれば、レジ付近で注文を受けたり、商品が出来上がるまで待機したりするスペースが必要となります。混雑を避けるためにレジカウンターの場所を変えてスペースを作ったり、椅子を配置して座って待てるようにしたりしましょう。

■ショーケースを設置する
デパ地下のデリ売り場のように、ショーケースにテイクアウト用の商品を並べるのもおすすめです。彩りの良いサラダや惣菜などは、並べているだけでも美しく興味を引きます。レジ横などに設置することで、店内利用のお客様への周知にも効果的です。

■棚や机を使ってテイクアウト専用スペースを作る
テイクアウト用商品を並べるための棚や机を用意して、そこでお弁当にした商品を販売するのも良いでしょう。しかし、そのためだけに専用の広いスペースを確保すると店内が狭くなり、作業の邪魔になることも。その場合におすすめなのが、壁に取り付けるタイプの折り畳み式の棚です。需要の高いランチタイムや帰宅時間など必要なときだけ棚として活躍し、それ以外は収納しておけば邪魔になりません。
画像素材:PIXTA

看板やのぼりでテイクアウトを宣伝しよう

テイクアウト専門店であれば、はじめから販売スペースを道路に面するように作ることもできますが、すでにある飲食店の場合は店内でテイクアウト販売を行うことになるでしょう。しかし、店内のみの販売では、なかなか通行人の方々に周知させるのは難しいはず。そこで、テイクアウトを始めたことを知ってもらえるように、工夫が必要です。

SNSなどでお知らせするのはもちろんですが、店先にテイクアウトを始めた旨を書いた看板を出したり、のぼりを出したりして知らせる方法もあります。レジ付近にテイクアウト用メニューをプリントアウトして置いておき、持ち帰ってもらうのも良いでしょう。

需要が高まるテイクアウト。内装を少し変えるだけでも、利用のしやすさが大きく変わります。ぜひご紹介したポイントをうまく取り入れて、他店と差がつくテイクアウトサービスに挑戦してみましょう。

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