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ゆとりを感じる飲食店の内装デザインのポイントは? 狭くても開放感のある店をつくる!

画像素材:PIXTA
ゆったりと開放感のある店は、訪れる人に癒やしの時間を与えてくれます。しかし、いざ広い店舗をつくりたいと考えても、予算や立地を検討した結果、広さのある物件をあきらめざるを得ない場合も少なくありません。小ぢんまりした店にはもちろんその良さもありますが、広い空間づくりをしたい場合には、工夫次第でゆとりあるスペースを演出することが可能です。狭くても開放感のある店づくりをするにはどうすれば良いのか、内装デザインのポイントをいくつか紹介します。

錯覚を利用して空間にゆとりを感じさせよう

小ぢんまりした店内を少しでも広く、ゆったりと見せるための工夫は意外と多いもの。その多くが錯覚を利用するものですが、効果は想像以上のはず。工事や予算が必要なものもあれば、今あるお店に簡単に取り入れられるものもあります。

■天井を高く見せる
広く見せるうえで、まず工夫したいのが天井です。天井が低いと圧迫感があり、窮屈に感じてしまいます。

例えば、天井をスケルトンにしてみると高さを出すことができ、幅広く見せる空間づくりができます。また、ペンダント照明やシャンデリアのように、天井から吊り下げて使う造作は避けると良いでしょう。

天井を高く見せたい場合は、色を使うのも効果的。床から壁、天井へと上になるにつれてだんだんと明るい色を配置するようにすると、高さがあるように見せることができます。

■テーブルやイスは低いものをそろえる
テーブルやイス、什器などは、できるだけ背が高くないものを揃えてみましょう。視線の邪魔になるような背が高いものがないだけでも、圧迫感をなくして空間を広く見せることができます。また、視線が低くなるテーブルセットであれば天井が高く感じられ、空間が広く見えます。さらに、白いテーブルやイスは光を反射するため、よりゆとりを感じられるでしょう。

■鏡をうまく利用する
空間に広がりを見せたい場合は、鏡を利用するのも手です。壁に設置すれば、対面の景色を映し出してくれるため、奥行きが生まれます。また、天井を鏡張りにすれば高さを生み出すことも可能です。鏡を設置する際は、フレームの色や素材も壁やテーブル、イスといったインテリアに合わせると、お店全体に統一感が生まれます。
画像素材:PIXTA
■間接照明を取り入れる
明るい店内は開放的に見えるため、光を取り入れるのもおすすめです。一面がガラス張りであったり、大きな窓があったりする場合は、そこから外の光をしっかり取り入れられるように工夫しましょう。大きな窓がない場合は、間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。間接照明を使うことで現れる陰影は、空間に奥行きや立体感を与えてくれます。

■色は白系統を採用。大柄は避け、小柄を取り入れる
基調となる色は、白系統を採用しましょう。黒い服を着ているとスリムに見えますが、白はその逆。膨張色であるため、空間を広く見せてくれます。また柄を取り入れたい場合は、圧迫感がある大柄を避けて、小柄を取り入れるのがポイント。小柄のほかにも、ストライプのような縦のラインを強調するものは、高さを感じさせてくれるのでおすすめです。

狭い空間に大勢で集まってにぎやかな時間を過ごすのも魅力的ですが、現在は新型コロナウイルスの影響もあり、感染症予防の観点から、ある程度人と距離をとりながらゆったりと過ごせるお店が求められる傾向にあります。店内に入る人数を制限し、密になる状態を避けるといった対策を取っていても、ぱっと見た印象で狭さを感じて入店をあきらめる人もいるかもしれません。あまりコストをかけずに、広さを演出できる技もあるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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