株式会社グリッドフレーム
東京都港区西麻布2-20-4-1F
×
吉祥寺クリエイターオフィス
アートギャラリーオフィス
店舗概要
- 住 東京都武蔵野市吉祥寺
- 駅 吉祥寺
- 業 オフィス
- 面 20 坪
- 特 リフォーム改装
- 年 2024年工事完了

この事例のコンセプト
吉祥寺クリエイターオフィス
業態 :オフィス(ワークスペース)
広さ :20坪
工期 :3ヶ月
依頼内容 :設計・デザイン / 施工 / 家具・什器制作
工事前状況 :賃貸オフィス
所在地 :東京都武蔵野市
独自素材:ペンキのキセキ鉄板、60年前の古民家からの床板
能登半島からの土、瓦及び木材
グリッドフレーム工場制作箇所:ギャラリーボックス造作、鉄のスライドゲート、鉄とステンレスのデスク、ロフト造作等
≪移ろう街のように≫
若いクリエイターの二人が吉祥寺の駅前にオフィスを構えることになった。
これから永い年月、彼らも、彼らの仕事も、目の前の街も少しずつ姿を変えていくだろう。
彼らの変容を、空間が包容し続けるためのデザインは、どうあるべきか、を考え続けた。
まずは、想定しない(意図しない)で彼らの要望(ギャラリーエリア、オフィスエリア、ラウンジ)を
どう設計するか話し合った。
その結果、必要な機能を満たしつつ、できた余白はそのまま残すことにした。すべてを調和するようにデザインするのではなく、残った余白を若い二人のクリエイターが、これからの彼らの人生のステージにおいて、自由に、時には気ままに変更できるように。
デザイン自体が実験のようだった。
空間における条件を明確にいただいた後は、わたしたちの創造性の連鎖という手法で、それぞれのデザイナーが
必要な機能に注力しながら、素材と対話し、時には必要な事のために他のことを手放すような手法で、
余白との折り合いをつける。
もちろん余白は引き渡し後、クライアントが自由に使うスペースなので、私たちは使い方を想定しない。
まるで、大きな土地に、一つ一つ建物が出来て、道や裏道が明確になっていくような、そんなつくり方だ。
クリエイターの二人には、引き渡し後にも何度か連絡をいただき、空間が少しずつ変容していく様を
聞いている。
変わっていくことを心待ちする、という不思議な感覚を少し知る事ができたような、そんなプロジェクトである。
by CB
【能登半島地震で壊れたモノを未来へ活かすプロジェクト1】
<猫の散歩道-(デザインストーリー)>
猫のあとをそっとつけていくのは難しい
ぼくが通れないような狭い場所をすり抜けて
視界の向こうへ消えてしまう
今日も電柱と壁の間に挟まったまま身動きがとれなくなったぼくにできることは
ぼくを撒いた猫が今、何を見ているかを妄想するだけだ
・・・段ボールの中でクンクン泣いている捨て犬の兄弟たち
・・・コンクリートの継ぎ目から伸びてきた石蕗の鮮やかな黄色
・・・警察に追われて逃げ込んだ、荒い息をつきながら頭上の細い青空を見上げる、涙目の泥棒
そんなものたちにあのクールなまなざしを向けながら
あの猫はただゆっくりと通り過ぎる
でも、ぼくら人間はジタバタするために生まれてきたんだよ
業態 :オフィス(ワークスペース)
広さ :20坪
工期 :3ヶ月
依頼内容 :設計・デザイン / 施工 / 家具・什器制作
工事前状況 :賃貸オフィス
所在地 :東京都武蔵野市
独自素材:ペンキのキセキ鉄板、60年前の古民家からの床板
能登半島からの土、瓦及び木材
グリッドフレーム工場制作箇所:ギャラリーボックス造作、鉄のスライドゲート、鉄とステンレスのデスク、ロフト造作等
≪移ろう街のように≫
若いクリエイターの二人が吉祥寺の駅前にオフィスを構えることになった。
これから永い年月、彼らも、彼らの仕事も、目の前の街も少しずつ姿を変えていくだろう。
彼らの変容を、空間が包容し続けるためのデザインは、どうあるべきか、を考え続けた。
まずは、想定しない(意図しない)で彼らの要望(ギャラリーエリア、オフィスエリア、ラウンジ)を
どう設計するか話し合った。
その結果、必要な機能を満たしつつ、できた余白はそのまま残すことにした。すべてを調和するようにデザインするのではなく、残った余白を若い二人のクリエイターが、これからの彼らの人生のステージにおいて、自由に、時には気ままに変更できるように。
デザイン自体が実験のようだった。
空間における条件を明確にいただいた後は、わたしたちの創造性の連鎖という手法で、それぞれのデザイナーが
必要な機能に注力しながら、素材と対話し、時には必要な事のために他のことを手放すような手法で、
余白との折り合いをつける。
もちろん余白は引き渡し後、クライアントが自由に使うスペースなので、私たちは使い方を想定しない。
まるで、大きな土地に、一つ一つ建物が出来て、道や裏道が明確になっていくような、そんなつくり方だ。
クリエイターの二人には、引き渡し後にも何度か連絡をいただき、空間が少しずつ変容していく様を
聞いている。
変わっていくことを心待ちする、という不思議な感覚を少し知る事ができたような、そんなプロジェクトである。
by CB
【能登半島地震で壊れたモノを未来へ活かすプロジェクト1】
<猫の散歩道-(デザインストーリー)>
猫のあとをそっとつけていくのは難しい
ぼくが通れないような狭い場所をすり抜けて
視界の向こうへ消えてしまう
今日も電柱と壁の間に挟まったまま身動きがとれなくなったぼくにできることは
ぼくを撒いた猫が今、何を見ているかを妄想するだけだ
・・・段ボールの中でクンクン泣いている捨て犬の兄弟たち
・・・コンクリートの継ぎ目から伸びてきた石蕗の鮮やかな黄色
・・・警察に追われて逃げ込んだ、荒い息をつきながら頭上の細い青空を見上げる、涙目の泥棒
そんなものたちにあのクールなまなざしを向けながら
あの猫はただゆっくりと通り過ぎる
でも、ぼくら人間はジタバタするために生まれてきたんだよ
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
---|---|---|---|
所在地 | 東京都港区西麻布2-20-4-1F | ||
外部リンク | |||
代表者 | 田中稔郎 | 担当者 | 久保亜津子 |
業種・業態 | 商業空間・オフィス空間などの設計、または設計施工一式 | ||
坪単価 |
30万円-150万円
※柔軟にご対応致します。 |
||
建築設計 | 可能 | スタッフ数 | 8名 |
資格・許認可 |
一般建設業 東京都知事 許可(般-28)第126375号 一級建築施工管理技士1名 |
このデザイン会社のその他の事例
ライブハウス・スタジオに関連するその他の事例
この会社にお問い合わせ