ne/o
東京都港区北青山1-3-3三橋ビル 3階
×
カワノテ
カワノテ
担当者
-
デザイン担当
日野達真

この事例のコンセプト
「cawanoté(カワノテ)」は、東京墨田区石原に拠点を構える、共有と共創をテーマにしたスタジオ兼ワークコミュニティです。時にはカフェやショップとしても機能する、小さな複合施設でもあります。
このプロジェクトは、cawanoté代表・五十嵐さんがフォトグラファーとして自身のクリエイションの場を求めたことから始まりました。しかし、対話を重ねるうちに、多様な人々に開かれた場にしたいというビジョンが生まれ、その想いに共感するメンバーが集い、それぞれが独立しながらも時に交差し、新たな関係性を生み出す流動的な場を目指すことになりました。
この建物は長年、クリーニング店として営まれていました。地域の記憶として残り続けていた空間を、再び人が集う場所として再生させました。
「cawanoté」という名前は、墨田川と荒川の流域が古くから「川の手」と呼ばれていたことに由来しています。隅田川に面したこの地域は、江戸時代から人と物が川を通じて結びついてきた場所であり、その歴史を背景に、人々が繋がり、新しい価値が広がる場を生み出したいという想いが込められています。
クリーニング店時代の素材や質感を活かしながら、昭和の楽曲を現代の感性でリミックスするように、かつての営みの延長線上にある空間として再構築しています。
既存のアルミサッシや再現が困難なレトロなサイン、摩耗されたケミクリート、色鮮やかで少し錆びついたオーニングなど、過去の痕跡をユニークに尊重しながらデザインに取り入れています。
新たに追加したのは、カフェやハウススタジオ、POPUPスペースとしても活用できるカウンター、壁面のフレキシブルなディスプレイ棚です。ホームセンターで調達可能な流通材を使い、共通のモジュールで構成することで、棚の追加や取り外しが容易な柔軟な設計としました。
何よりも大切にしたのは、単に新しく美しいものをつくるのではなく、その過程において特別でユニークな文脈を読み解くこと。この場所と地域の情緒豊かな空気感を受け継ぎながら、新しいクリエイティビティが次々に広がっていくことを願っています。
このプロジェクトは、cawanoté代表・五十嵐さんがフォトグラファーとして自身のクリエイションの場を求めたことから始まりました。しかし、対話を重ねるうちに、多様な人々に開かれた場にしたいというビジョンが生まれ、その想いに共感するメンバーが集い、それぞれが独立しながらも時に交差し、新たな関係性を生み出す流動的な場を目指すことになりました。
この建物は長年、クリーニング店として営まれていました。地域の記憶として残り続けていた空間を、再び人が集う場所として再生させました。
「cawanoté」という名前は、墨田川と荒川の流域が古くから「川の手」と呼ばれていたことに由来しています。隅田川に面したこの地域は、江戸時代から人と物が川を通じて結びついてきた場所であり、その歴史を背景に、人々が繋がり、新しい価値が広がる場を生み出したいという想いが込められています。
クリーニング店時代の素材や質感を活かしながら、昭和の楽曲を現代の感性でリミックスするように、かつての営みの延長線上にある空間として再構築しています。
既存のアルミサッシや再現が困難なレトロなサイン、摩耗されたケミクリート、色鮮やかで少し錆びついたオーニングなど、過去の痕跡をユニークに尊重しながらデザインに取り入れています。
新たに追加したのは、カフェやハウススタジオ、POPUPスペースとしても活用できるカウンター、壁面のフレキシブルなディスプレイ棚です。ホームセンターで調達可能な流通材を使い、共通のモジュールで構成することで、棚の追加や取り外しが容易な柔軟な設計としました。
何よりも大切にしたのは、単に新しく美しいものをつくるのではなく、その過程において特別でユニークな文脈を読み解くこと。この場所と地域の情緒豊かな空気感を受け継ぎながら、新しいクリエイティビティが次々に広がっていくことを願っています。
この事例を手掛けた会社の概要
社名 | |||
---|---|---|---|
所在地 | 東京都港区北青山1-3-3三橋ビル 3階 | ||
外部リンク | |||
代表者 | 日野達真 | 担当者 | 日野達真 |
業種・業態 | 店舗・オフィス・住宅デザイン設計 / グラフフィックデザイン / ブランディング / コンサル | ||
坪単価 | |||
建築設計 | 可能 | スタッフ数 | 3名 |
このデザイン会社のその他の事例
カフェ・パン屋・ケーキ屋に関連するその他の事例
この会社にお問い合わせ