TABITABI Gelato & Dessertを運営するのは、地元・白馬の農家「さくらファーム」。
ジェラートやスイーツに使用されているさつまいも・栗・ヘーゼルナッツはすべてさくらファームの自家農園産を使用しています。

空間の骨格には、施主様自ら大町の工場で丁寧に選び抜いた白馬の古木を大胆に配置しています。

一見すると洋の佇まいですが、のれんや古木の柱・梁、折り紙を思わせるオリガミランプなど和の要素をさりげなく織り込み、和洋のバランスを図っています。

導入したジェラートケースは当初の強い赤を覆うため、ヘーゼルナッツの風合いに近い淡いグレージュのシートで上貼りし、クロスや壁材の色柄も店の品格にふさわしいものを何度も時間をかけて検討して決定しました。

テラス越しに望む白馬三山の景色を室内の延長として設計し、
木のテーブルと椅子、高い天井が生む開放感で四季折々の表情を感じられるよう配慮しました。

素材も仕上げも無駄を省きつつ温度感を残すことで、観光客も地元の方にもたびたび（TABITABI）訪れたくなる居心地の良さを紡ぎ出しています。