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NeighborGood/ネイバーグッド インテリアデザインスタジオ
兵庫県神戸市中央区新港町17-4住ビルEAST-102
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Partie.h

パルティアッシュ

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店舗概要

  • 兵庫県西宮市相生町6−5パールビル1F
  • 夙川(阪急電鉄)
  • フレンチ
  • 12 坪
  • リフォーム改装
  • 2026年工事完了

担当者

藤原 意織

事例のコンセプト

阪急夙川駅から徒歩2分。駅前の穏やかな空気が流れる一角に、このフレンチレストランは計画されました。
地上3階建てテナントビルの1階、約40㎡(12坪)という限られた空間の中で、「日常の延長にある少し特別な時間」を丁寧にかたちにしています。

外観は、既存のレンガ調のファサードを活かしながら、サックスブルーのテントと真鍮のサインで静かに輪郭を整えました。主張しすぎない佇まいでありながら、通りを歩く人の視線に自然と留まる、街に溶け込みながらも記憶に残る表情を意識しています。

店内に入ると、ウッドを基調とした温かみのある空間が広がります。壁面は落ち着いたトーンで揃え、光の陰影がやわらかく滲むことで、過度に装飾せずとも心地よさが伝わる構成としました。
コンパクトな空間だからこそ、素材の質感や光の当て方が、そのまま居心地に直結します。

施主のご要望

また、事業主の要望でもあった多様なフレンチ料理に対応できるよう、厨房は機能面を優先しながらも、客席との関係性を丁寧に整理しています。限られた面積の中で、無理のない動線と視線の抜けを確保することで、空間全体に余白を感じられるよう計画しました。

照明は、料理が最も美しく見えることを前提に構成しています。
必要以上に明るくするのではなく、あえて陰影をつくることで、皿の上の表情や素材の色味が引き立つように設計しました。食事の時間そのものが、少しだけ特別に感じられるような光のバランスを意識しています。

デザイン設計・施工の工夫

中心となるカウンターは、この空間の象徴となる要素です。
天板には石目調の素材を用い、腰にはモルタル、縁には木をあしらうことで、異なる質感が穏やかに重なり合う構成としました。さらに、片側を緩やかな円形とすることで、直線的になりがちな空間にやさしいリズムを与えています。

料理人と客人、双方の距離感が自然と近づくような、包み込むようなカウンターです。この場所が目指したのは、一時的に消費される店舗ではなく、時間とともに街に馴染み、長く愛される存在になること。
訪れるたびに安心できる、そしてふと誰かを連れてきたくなる。そんな“余韻の残る空間”をつくることを大切にしました。

限られた広さの中でも、設計の積み重ねによって体験の質は大きく変わります。
このプロジェクトは、その可能性を静かに示す一例となっています。

この事例を手掛けた会社の概要

社名
所在地 兵庫県神戸市中央区新港町17-4住ビルEAST-102
外部リンク
代表者 藤原意織 担当者 運天幹子
業種・業態 店舗・住宅 | 設計・デザイン&施工・工事/家具・アイテムの製作
坪単価
5万円-10万円
設計デザイン費(工事代金別)
建築設計 - スタッフ数  2人
資格・許認可 ・インテリアプランナー
・インテリアコーディネーター
・照明プランナー
・建築技術教育普及センター 日本インテリアプランナー協会 関西

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