現在の業種に就く前は、飲食業と行政に従事していました。
若い頃にバーテンダーから始まり、以降は飲食店のローンチや運営、共同経営などを経ています。
バーテンダー時代は、森田恭通氏や間宮吉彦氏が手掛けたバーやレストランで勤務しており、トップデザイナーが作った設計を実際に使った経験が今に活きています。設計デザインは、見た目の美しさも大切ですが、使う側の立場で考えたアプローチが重要です。美しいインテリアが機能的でなければ、自己満足の不便な空間となってしまいます。機能性と美観を両立させることで、空間の調和を生み、居心地の良い環境を作り出すことができると考えています。

飲食店のローンチや経営時代には、依頼する側の経験をしています。
店舗設計を頼む方は建築の事をあまり知らない方がほとんどだと思います。私も同じ立場を経ていますので、他の建築家やデザイナーよりも依頼者の気持ちが分かります。そこは圧倒的に自信があります。
自己資金や融資を受けて開店する時の期待感と不安感が同居した気持ちは、その経験をした人にしか分からない感情です。
だからこそ、私はお客様と共感できると思うんです。

開店後の消防検査や保健所の検査についてですが、行政の経験をしていることから、それらの対応を理解しています。特に、消防立入検査をしている側でしたので、設計上何をすればセーフでアウトかなどを分かっています。行政地区によって条例の違いはありますが。

これらの仕事を経てデザイナーに転身し、２０２２年に独立しました。

他業種を本気で取り組んで培った経験が、私の原点です。

いつも私は、建築やデザインが社会やお客様にもっと近い存在であるべきだと思っています。
境界線がなく、様々な形で時間を共有して、想いや目的を汲み取り具現化する。

そこで、生まれた感動や喜びを共感することこそが”幸せ”を提供することなんだと考えています。

「出店したいけど、どこに相談すればいいんだろう？』

「インテリアを変えたいけど、誰に依頼したらいいんだろう？」

そんなお悩みがあるなら、身近なところにいるNeighborGoodに一度ご連絡下さい。