【魔の閑散期におすすめ】飲食店改装のメリットと注意点とは?
2023-01-16

そこで今回のテーマは「閑散期をどう過ごすのか」。なかでも店舗改装に焦点を当てて、効果的なポイントや気をつけるべきことなどをご紹介します!
魔の閑散期に飲食店がとるべき行動は?
閑散期を作らないよう集客に力を入れることはもちろん重要ですが、「季節柄どうしようもないこと」があるのも確かです。閑散期においては、この事実を受け入れることも大切。お客様への地道なアプローチは続けつつも無理な集客に走らず、次の繁忙期に向けた準備に重点をおきましょう。他の時期よりまとまった時間がとりやすいこの時期に、ぜひ取り組んでほしいのが「店舗改装」です。飲食店が定期的に店舗改装を行うことにはいくつかのメリットがあります。例えば、「お客様が新しい気持ちで来店できる」のは最も大きな利点だと言えるでしょう。
定期的に店舗改装を行うメリット
物珍しさもあり、オープン当初は頻繁に訪れていたお客様も、次第に足が遠のいてしまうケースがあります。人間は良くも悪くも慣れる生き物です。馴染みの店は我が家のように居心地がいいものですが、反面「いつでも来ることができる」という気持ちを人に与えてしまうのかもしれません。「今日は新しいお店に飲みにいってみようかな」と思われないためには定期的な工夫が大切です。「馴染みの店の良さ」と「物珍しさ」の両方を提供できるのが店舗改装の強み。閑散期に改装を済ませておけば、繁忙期が始まってからスタートダッシュを切るチャンスとなるでしょう。
店舗改装で注意すべき2つのポイント

1つ目は店舗がメインとしている客層を考え、コンセプトをはっきりさせることです。若い方が多いのか、ご年配の方が多いのか、1人で来店する方が多いのか、ファミリーが多いのか、男性が多いのか、女性が多いのか……客層により内装のレイアウトも大きく異なります。「幅広い客層を取り込みたい」という気持ちもわかりますが、ターゲットを明確にしないと、どっちつかずになってしまう危険性がありますので十分注意が必要です。
「今まで若い女性の1人客が多かったけれど、男性のお客様にも来てもらいたい」など、ターゲットを理解した上で客層を広げるのに店舗改装を活用するのも良いでしょう。例えばファサードの印象を少し変えるだけでも、新しいターゲット層の足を止める効果が狙えます。
2つ目は、飲食店の改装工事を多く手掛けている内装業者を選ぶことです。飲食店は導線や使える素材など、他の業種より気をつけなくてはならないポイントが多いため、工事に慣れていないと「お洒落だけれど店員が動きにくい店舗になってしまった」という失敗が発生しがちです。内装業者の実績を確認したり、どんな飲食店の改装を手掛けた経験があるか、詳しくチェックすることが大切です。
また店舗改装は、実際に営業をはじめてから気づいた導線の良し悪しなど、「こうしておけば良かった」という内装の不満点を改善するチャンスでもあります。より働きやすい空間を目指すためにも、飲食店の改装を数多く手掛ける専門家の意見は心強いでしょう。
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内装制限は必ずもう一度チェック
店舗の改装を行う前に、専門家と一緒に必ず確認したいのが「内装制限」です。飲食店の内装には「建築基準法」「消防法」など、さまざまな法律が関わってきます。オープンの際にもチェックしている事柄ではありますが、店舗改修後に問題が発生するケースもあるため、専門家と十分に話し合うなど改めて注意が必要です。内装制限については詳しく解説した記事があるので、こちらも併せて参考にしてみてください!
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