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店舗の内装に木を使いたい!知っておきたい木材の種類と特徴


Photo by iStock.com/mavoimages


木の質感をいかした店舗の内装・外装は、時代や流行に関係なく人気が高いデザインです。
木材は高価というイメージがありますが、天然のものから加工されたものまでたくさんの種類があり、それぞれ適した用途や特徴もさまざまです。
今回は、コストパフォーマンスに優れた店舗をつくるために知っておきたい、木材の種類をご紹介します。


木材には大きく分けて、無垢材と加工木材があります。
無垢材は、一本の木から切り出した板や角材などのことです。樹木の種類によって、木目や色、柔らかさなどが異なり、経年変化も楽しめます。
加工木材は、カットした板や角材を接着剤で貼り合わせたものです。加工されているため乾燥や吸湿による割れや変形が少なく品質が安定しており、種類も豊富です。
それぞれの特徴と代表的な種類を確認していきましょう。

■無垢材

・オーク
ナラの木。硬くて傷がつきにくく、耐水性・耐久性に優れている。

・パイン
マツの木。柔らかく、衝撃を吸収する。半面傷がつきやすく反りなどの変形もしやすい。

・ウォールナット
クルミの木。ゆがみが少なく加工性に優れ、光沢があるなめらかな木目を持つ。「世界三大銘木」のひとつと言われる。

・タモ
重硬で弾力性に富み、野球のバットにも使われる。オークに似ているが、比較的木目がはっきりしている。

・スギ
香りがあり、軽くて柔らかく肌触りが良い。傷がつきやすいが、加工はしやすい。

・ヒノキ
独特の香りと光沢がある。湿気に強くて腐りにくく、耐久性が高い。

■加工木材

・合板
薄く切った木材を繊維方向が交互になるように熱圧で貼り合わせたもの。価格が安く強度も安定しており、サイズも豊富で利用頻度が高い。ベニヤ板とも呼ばれる。化粧合板などの例外を除き、見える部分に使われることはほとんどない。

・LVL(単板積層材)
薄く切った木材を繊維方向が一定になるように貼り合わせたもの。合板と同様の特徴があるが、合板が板として使われるのに対しLVLは柱や梁など棒状で使われ、構造躯体や家具などに利用されている。

・集成材
カットした角材を繊維方向を合わせて貼り合わせたもの。テーブルの天板などの家具類や内装などに多く使われている。強度や耐水性に厳しい規定がある構造用と、造作用がある。

・パーティクルボード
木材を粉砕し細かい粉状にしたものを接着剤と混ぜ、熱圧で成形したもの。安価で軽量。断熱性や遮音性に優れており、壁や床などに使われる。元々は木クズのリサイクルのために作られた。

・ファイバーボード
木材を繊維を残さずに解体(蒸解)し、接着剤を混合して熱圧で成形したもの。廃材などが原料のため価格が安い。インシュレーションボード、MDF、ハードボードがある。

無垢材は、室内の調質作用や吸音作用があり、美観にも優れています。天然木ゆえに乾燥や吸湿に弱く、反りが発生したり割れたりといった問題が発生する可能性がありますが、メンテナンスや湿度への対策などを十分に行うことで、高い強度を保つこともできます。
加工木材は、そうした天然木の欠点を補い、扱いやすく安価です。しかし、無垢材と比べれば木の風合いや香り、見た目などで劣ることがあります。
どちらにもメリット、デメリットがあることを踏まえ、用途に合わせた素材を適切に利用することが大切です。

参考:
デザイナーの流儀―店舗の内装を木の雰囲気にしたい。無垢材と集成材ではどのような違いがでますか?

木材を内装デザインにどのように取り込むのか、どこにどんな素材がふさわしいのか、判断が難しい場合もあります。
つくりたいお店のコンセプトやイメージが固まったら、まずはデザイン設計会社に相談してみましょう。

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